C’est beau la vie.  Life is Beautiful.  人生は美しい。

関西の遅咲き桜をめぐる旅①~今年も吉野山へ~

4/8(金)-4/9(土)に、奈良の吉野山、京都の仁和寺の御室桜、原谷苑と関西地方の遅咲き桜を巡る旅に行って来ました。
前の週末は、東海地方の桜が見頃で快晴、翌週のこの週末もこれらの遅咲桜が見頃で快晴、で今年の花見は最高でした。

ということで、今年も近鉄特急を予約して吉野山へやってきました。
これで5回目か6回目の吉野山訪問です。

去年も行きました。

関連記事

前回の富士山に続き、桜もすごく好きで、その中でも山桜にひかれます。 桜をすごく好きになったのが、十数年前。 現在は回復していますが、父親が事故で怪我をして入院していた時期に、母親の入院の付き添いの交代のために、1か月ほど、バスや車で2時[…]

去年の記事に定番スポットや私なりの周り方についてはそれなりに詳しく書いたため、今年は違う視点で書きたいと思います。

とはいえ、一番定番の吉水神社からの一目千本の景色は絶対外せません!

この後、これまたド定番の花矢倉からの景色を見に、上千本へ登り始めました。

スポンサーリンク

登りのルートはこれがベスト

去年は中千本から上千本へ向かうにはこれがベストだと思っていた道を、2年ぶりだったため思い出せず、帰りにみつけた道をブログにメモしておきましたが、

そのおかげで、桜に囲まれた好きなルートで行くことができました。
五郎平茶屋に行く途中にある、この階段を登って行きます。

この階段を登っていくと小高い場所になるので、今までとは違った景色が見えてきます。

そして、しばらくなだらかで、少し開けた広場のような道が続きます。
お昼ご飯はここで買ってきた柿の葉寿司を食べました。

上に登る道と下へ降りていく道とあり、上に登る道が行き止まりの可能性もあるかもと、下へくだる道を進んだのですが・・・

中千本のバス乗り場の方に出てしまい、いやいや、まだ下の道に合流するのは早いだろうと、また下ってきた道を登り直し、上に行く道の方に進んだのでした。体力消耗・・・

でも、この道を登ったところから見える景色がとても良かったので、わざわざ登り直した甲斐がありました。

この旅館が桜に埋もれてる感が好きです。↑

更に桜の中の道は続きます。

進めるだけ進んで、この畑を超えたあたりで、下の道と合流となります。

下の道というのが、道路を上千本方面に道なりに進んでいく道で、舗装された普通の山の中の道路って感じの道なんです。
今回通った、桜の中の小高い丘の上の道から見下ろすと、この「普通の道」があります。

去年のブログに画像を載せたのですが、青い線が「普通の道」で、赤い線が今回歩いた「桜の中の道」です。

今回も、また途中で中千本バス停の方に降りてしまわないよう、自分のメモ的な感じになりました(;^_^

新たなルート開拓!念願の如意輪寺へ

上千本ではやはり花矢倉からの景色を見なくては。

そして、花矢倉の後は、これまた私のいつもの場所なのですが、花矢倉から少しくだった所にある「なんだか分からないけどいつも人が集っている斜面」にオヤツ休憩に向かいました。

そして、この斜面で「こっちの道を進むと如意輪寺に行けるよ」という会話を耳に挟み、確かにこの「斜面」の入口にある行先表示板に如意輪寺と書いてありました。
如意輪寺といえば、いつも五郎平茶屋のあたりから向かいの山にあるのが見えて

「あちらの方には何があるのかな~。でも、あそこまで行ったら体力消耗しそうだな~。でもいつか行ってみたいな~」と思っていた場所です。
この「斜面」は奥に道が続いていたのですが、奥にはお墓があるのが見えて、それ以降は何も無さそうだから特に行ってみなくていいかなと思っていたのですが、どうやらずっと道が続いているようです。
とりあえず、簡単な散策地図しかないけれど行ってみよう!と思い、お墓の奥まで行ってみました。
お墓の奥には桜の園が広がっていて、嬉しい驚き。

そして、その脇には、今までの道とはがらっと違う、本格登山道がありました。

今までの喧騒とは打って変わって、人けがなく、この山道がどこにつながっているのかもよく分からないし、ど、どうしよう・・・としばし様子を見ていたのですが、普通にデートのような服装の若いカップルがこの道を下りて行くのを見て、きっとそれなりの場所にたどり着くのだろうと思って、進んでみることにしました。
あと、本格登山の服装をしたオバサマ2人が慣れた足取りでいそいそと下りていったため、あの人たちについて行こう!と私も速足でついていきました。
このオバサマ達も初めてだったようで、途中、行先案内表示を見て「こっちでしょ!」「いやいやそっちも行けるかもしれないけど、こっちじゃない??」と揉めだして、「常連じゃないんかいっ!!」と焦りましたが。

ただ、所々に下の画像のように行先案内があって、常に如意輪寺の方向が示してあったので、実際は迷うことはありませんでした。

それにしても、とにかく今まで吉野山で歩いた道とは全然違い、登山道という感じの道で、メインストリートは人であふれかえっていたのに、数人の人としかすれ違わず、さっきまでいた場所とは全く違う世界という感じでした。

ずっとこういう桜もない山道なの?ちょっと失敗した!?と思っていたところ、急に開けて、桜に囲まれた場所に出ました。とても綺麗な場所でした。

Googleマップで見たら、この場所でした。

そして、再度、山の中の道になりましたが、こちらを抜けると、山肌に沿って歩くような見晴らしの良い道に出ました。

ここからは金剛峯寺方面が見えて、山の向こうから初めて見た!とワタシ的興奮ポイント。

とても見晴らしの良い、素敵な道でした。

しばらくすると、道路が見えてきて、如意輪寺のバス停と入口がありました。

如意輪寺に到着。

山門から石段を下って行きました。
下から見上げると、かなりの石段で、下りで良かったなと思いました・・・

初めてのルートで、この先どれくらい時間がかかるか分からなかったので、如意輪寺は簡単なお参りだけして去りましたが、宝物殿の奥にあるお茶処が中千本の絶景を見渡しながらお茶を飲むことができる穴場スポットのようなので、いつか立ち寄ってみたいです。

向かいの山は、五郎平茶屋やそのさらに先には賑やかな金剛峰寺の参道となる、両脇に店舗が連なり、観光客であふれる通りがあります。

下り終えた処にあるこのT字路では、五郎平茶屋方面と吉野駅方面に分かれます。

そのまま平たんな道を歩いていけば良いので、吉野駅方面に向かう人も多そうでしたが、私は賑やかな金剛峯寺方面に一度戻りたかったため、また山を登り返して五郎平茶屋方面へ向かいました。

なぜそんなに賑やかな方に戻りたかったかというと、ひと登り終えた後のビールを渇望して・・・
でも、お目当てのお店は16時を過ぎて既にその日の営業を終えていたり、閉店したお店が多くて開いているお店には行列ができていたりで、そうこうしているうちに、ビール飲んでゆっくりしているような時間はないのでは!?と気付いて、とりあえず、吉野駅のある下千本方面へ向かいました。

下千本の駅へ向かう坂道手前にある、いつものカフェ「陽ぼっこ」で、電車の時間までのんびりして

予約していた電車に乗り、京都へ向かいました。
翌日は、京都で、仁和寺の御室桜→原谷苑→金閣寺を歩いて周りました。

吉野山メモ

3年前に吉野山へ行った際のブログに書いたように、手荷物預かりサービスがあるかと思っていたのですが、今年はありませんでした。

関連記事

4/5(金)~4/6(土)と、奈良と京都に行ってきました。 去年の同じ頃、今回と同じく、 1日目・・・吉野山 京都の平安神宮での紅しだれコンサート 2日目・・・京都市内の桜を楽しむ という旅程で行こうとして、職場で流行し[…]

何人かの人が空いたロッカーを探してうろうろしている中、タイミングが良かったのか、奇跡的に1つ空いているロッカーをみつけて無事荷物を入れることができましたが、大きなキャリーケースを持って途方にくれている人もいました・・・

キャリーケースにする予定だったところ、直前に、電車移動のことも考えてリュックに変更したのですが、リュックであれば小さいロッカーしか空いていなくても入れることができるし、空いているロッカーが無ければ背負って周ることもできます。

吉野ビジターズビューローのサイトに荷物預かりについて掲載されるようです。
手荷物預かり(観桜期のみ) | 吉野ビジターズビューロー (yoshino-kankou.jp)

今年2022年は荷物一時預かりサービスは取り扱いなしと掲載されていました…

こちらを事前にチェックして、荷物の量を調整したり、日帰りor宿泊ありか検討した方がよさそうです。

 

スポンサーリンク