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奈良ひとり旅~三輪山登拝~

4/26(土)~4/28(月)の2泊3日で奈良方面に旅行してきました。
メインは天川村の天河大弁財天社に参拝することで、天川村に2泊してきました。
旅程は下記の通りです。

天川村の滞在がメインでしたが、宿泊した天川村のゲストハウス POST INNのチェックインが17時からで、周囲に時間が潰せることも無さそうでしたので、乗り換えする大和八木駅から行きやすい大神神社のご神体でもある三輪山に登拝してきました。
今回は、その三輪山登拝と宿泊したPOST INNについてのご紹介になります。

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念願の三輪山登拝

三輪山は以前から一度登拝してみたかったので、念願​の登拝となります(ご神体の霊山ですので、登山ではなく登拝と言います)。
20年くらい前に、大神神社~石上神宮の間の山辺(やまのべ)の道のハイキングがお気に入りで何回か行っていました。
その際に、三ツ鳥居拝観のために案内をお願いした際に、神職の方から、三輪山に登拝するなら新緑の季節がおすすめですよ~と聞いて、一度、新緑の季節に登拝してみたいと思ったのでした。
去年6月に室生龍穴神社に行った帰りに久々に大神神社に寄った際に、三輪山に登拝したいと思っていたことを思い出したのでした。

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ということで、JR三輪駅に到着。
小さな駅ですが、大神神社の参拝客でにぎわっていました。

駅前の通りは風情あります。

徒歩10分弱で大神神社に到着。

まず大神神社に参拝してから

三輪山登拝口にある狭井神社に向かいます。

狭井神社の手前にある市杵島姫命神社にも忘れず参拝しました。
市杵島姫命=弁財天ということで、翌日行く天河大弁財天社のご祭神も市杵島姫命です。

狭井神社に到着しました。

上のご神殿の向かって左側の脇道を進むとご神水を汲むことができる薬井戸があります。
登拝中の水分補給のために持参した空のペットボトルにお水を汲み入れました。

三輪山の入山許可料300円を納めた後、ある程度人数がまとまってから、神職の方が初めて登拝する人向けに説明をしてくださるので、登拝口前でその説明を聞きました。

登山ではなく登拝ですので、登拝中は水分補給以外の飲食は禁止ですし、山の中で見たことを他の人に話すことも禁止です。山中の植物や石などを持ち帰るのも禁止です。

そのため、ネットに登山中の山の中の様子など詳しい情報が無さ過ぎて、色々不安だったのですよね。
この案内図はアップされているのを見かけたので、これが見れただけでもちょっと安心しました。

他にも普通の登山と違う点として、登拝中はこちらの「三輪山参拝証」のたすきを首にかける必要があります。
正装の白装束の代わりとなります。

社務所前にある杖を借りることができますので、自分の身長に合った物をお借りしました。
登山の時にトレッキングポールがあると、脚にかかる力が手の方に分散される感じがありますので・・・

こちらの登拝口から登り始めます。
鳥居をくぐってからは撮影禁止ですので、これ以降の写真はありません。

下山してから「そういえば!!」と気付いたのですが、上の画像右側にある紙垂(しで)で自分でお祓いをしてから入山しないといけなかったのを忘れていました💦 それだけが心残りです・・・

普段、近場で登山するとしたら、片道40分で登れる岐阜市の金華山に行くことがほとんどなので、三輪山は往復2~3時間ということなので、不安だったのですよね~
ですが、何とか無事登拝できて、達成感ありました。

入山  11:32  下山 13:10 で、約1時間40分の往復でした。
案内図にも「急坂」とやたら書いてありますが、緩やかな所は少なく、ひたすら急登で階段の場所が多く、大変でした。
だけど、かなりたくさんの人が登っていて、神社好きな人たちやガチの信仰者、登山者ではなく、若い人たちだけのグループも多くて、本当に老若男女、せっかくだから登っていきましょうという感じの人たちが多く、皆さん、息を切らしながらも登り切っていたので、人並みの体力があれば問題なく登れます。
ただ、筋肉痛や、人によっては膝の痛みは免れない感じです・・・
私も下山中から膝の違和感を感じて、「これ、1週間くらいは階段降りるとき膝痛いやつかも」と覚悟してたのですが、天川村でも平地部分をかなり歩く予定で、翌日からの予定に支障が出ては困ると思い、ドラッグストアで調達したボルタレンのジェルを塗りまくったおかげか、膝の痛みは出ずに安心しました。筋肉痛は1週間近く続きましたが💦

楽し気に会話しながら登っていたり、基本的にはそのあたりの低山登山と変わらない雰囲気ですが、違うのはたまに裸足で登っている人がいたこと。10人くらいは見かけました。
スニーカー以上トレッキングシューズ未満の靴を履いていても、登山道の石ころや木の根で、足の裏や指に負担を感じていたのに、裸足とは驚きました。
案内図にある通り、磐座や滝もありましたし、やはり信仰の山なんだなと感じる部分も多かったです。

登拝後は、大神神社二の鳥居近くにある「そうめん処 森正」さんでランチしました。

にゅうめんと柿の葉寿司のセットとビールをいただきました。
ハードな山登り(登拝)の後だったので、ビールがしみる~

甘辛い味付けがとても美味しかった。
半オープンな店内のつくりが雰囲気良く、有名店のようですが、おひとりさまも多くて入りやすかったです。

20年越しに新緑の季節に三輪山を登拝するという念願かない、満足感にひたりながら天川村へ向かったのでした。
次回は、天河大弁財天社参拝についてご紹介したいと思います。

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