4/26(土)~4/28(月)の2泊3日で奈良方面に旅行してきました。
メインは天川村の天河大弁財天社に参拝することで、天川村に2泊してきました。
旅程は下記の通りです。
前回は、1日目の三輪山登拝についてでしたが
4/26(土)~4/28(月)の2泊3日で奈良方面に旅行してきました。 メインは天川村の天河大弁財天社に参拝することで、天川村に2泊してきました。 旅程は下記の通りです。 天川村の滞在がメインでしたが、宿泊した天川村の[…]
天河大弁財天社 朝拝
天川村に宿泊して天河大弁財天に参拝するのであれば、7時半からの朝拝に参加したいと考えていました。
宿泊した元郵便局の建物をリノベーションしたゲストハウス POST INNは、天川川合にあり、天河大弁財天までは徒歩30分かかります。
天河大弁財天の近くに宿泊する方が便利なのでしょうが、天川川合は天川村の交通拠点のような感じなので、私のように公共交通機関で移動するには便利でした。
天川川合から、洞川温泉行きと天河大弁財天を経由する中庵住行きのバスに分かれるので、全てのバスが停まります。
洞川温泉にも寄ってみたかったため、天川川合を拠点とするのは便利でした。
また、天河大弁財天社近くに宿泊した場合、神社周辺しか散策しないと思いますが、早朝の澄んだ空気の中、美しい天ノ川に沿って自然豊かな天川村の道を歩くのはとても清々しかったので、天川川合から歩いたのは良かったなと思います。
天川川合の交差点近く▽
長閑な景色
天ノ川は澄んだ深いグリーン色をしています。
天ノ川を天河大弁財天社側へ渡ります。
神社が近づくと、お宿や飲食店など、参道らしくなってきました。
念願の天河大弁財天社に到着~
本殿に向けて階段を登ります。
本殿には有名な五十鈴があります。参拝前に鳴らす鈴が3つの円形が繋がった形になっています。
参拝する際は、長い列を作って1人ずつこの五十鈴を鳴らすのですが、縄をぐるぐる回すようにしないと鈴が鳴らず、ちょっとコツがいるので、皆さんが見ている中でうまく鳴らせるか、緊張しました。
参拝したのは朝拝の後で、到着した時は7時半より少しだけ早いだけの時間だったため、とりあえずは朝拝に参加しました。
サイトの案内に「7時半頃から」と書いてあっただけに、7時半少し前に到着しても、朝拝は既に始まっていました。
そそくさと、端に準備されている折り畳み椅子を持って、最後列の更に後ろに座りました。
人数は100人を超えていました。
ネットの情報を探していると4~5組くらいだったというのを見かけましたが、古い情報だったかもしれません。
天川川合から天川大弁財天社に向かって歩いているときに、奈良以外のナンバーを付けた車が何台も同じ方向へ走り抜けて行ったので、多分、朝拝に参加する人たちかなと思っていました。
朝拝は30分くらいで、2名の神職さんのあげる祝詞がハーモニーのように響き渡り、とても厳かで神聖な儀式で参加できて良かったです。
社務所では、五十鈴を購入しました。
今年の初めに、巳年の今年は天川大弁財天社が最強パワースポットとテレビで紹介されて、お正月の参拝に人が殺到して地元の人にも迷惑がかかり、神社のホームページにて参拝は控えるよう掲載されたくらい多くの参拝客が訪れただけに、しばらくはこの五十鈴は売り切れ状態だったようです。
無事ゲットできて嬉しかったです。
小さいながらも、普通の鈴にはない、シャラシャラと落ち着いた音色で、拝殿前にある巨大な五十鈴と同じ音色だと思います。
ポーチにつけているのですが、シャラシャラと鳴るたびに天河大弁財天社の神聖な空気を思い出します。
天河大弁財天社の周辺散策
朝拝が8時過ぎには終了しますが、11時からオープンする天の川温泉(天河大弁財天社から徒歩約5分)に入浴してから宿のある天川川合に戻りたかったので、それまで天河大弁財天社周辺を散策しました。
神社すぐお隣のカフェが10時にオープンするまでは、開いている飲食店もなかったため、このあたりは神社周辺に宿泊すると、一旦宿に戻ることができて便利だなと思いました。
ただ、とても雰囲気のあるお社が多かったため、周辺散策はとても良い時間を過ごせました。
周辺地図
天河神社とその周辺のお社の参拝は、こちらのブログを参考にさせていただきました。
私、僧侶ですが、寺より神社参拝が好きです 全国一の宮巡りをやる程の熱の入れようです。 一の宮以外にも全国各地に好きな…
山の神・韋駄天社
まずは禊ぎ殿に向かいました。
途中で山の神・韋駄天社につづく階段をみかけたので、登ってみました。
新しいお社でした。
禊殿
再び階段をおりて、禊殿の方に向かいました。
天河大弁財天社は奈良の奥地のは思えないほど、参拝客で賑わっていますが、禊殿に向かう人はぐっと少なくなります。
このような、本当にこの先に何かがあるのだろうか・・・?と思わされるような寂しい道に。
でも、この道の川を挟んだ向かいにはキャンプ場があり、天川村はまだまだ寒い時期でしたが、たくさんのキャンパーで賑わっていました。
禊殿に到着です。
この日の早朝は天気が良すぎて、光がピーっと入っている神々しい画像が多かったです。
都市部より少し春の遅い天川村では、4月下旬でも桜が少し残っていて、花見気分も味わえました。
禊殿近くの案内のない場所
とあるYouTube動画を見ていて、禊殿近くに、将来的にはお社が建てられる予定だけども、現状は何も案内が出ていない磐座が祀られた場所があると知りました。
数年前に洪水被害にあった際、宮司さん自らが重機を運転して整備している際に、磐座が多数出てきて、そちらが置いてあるとのことでした。詳しい場所は分からず、その動画に写る景色だけが頼りでした。
実際は、禊殿の敷地を出てすぐに分かりました。
目印は、いかにも工事中という雰囲気の、手すりのない橋・・・
この橋を渡って、山の方に上がっていきます。
この紙垂をくぐると・・・
広場のように開けた場所になっており、神秘的な岩が多数置かれていました。
知る人ぞ知る場所ですが、ちらほらとここまで上がってくる人たちがいました。
この広場から少し下った所から見た禊殿方面。
同じような岩が等間隔で並べられていました。
天川村の緑も川も本当に綺麗でした。
船岡神社
再び、天河大弁財天社の方面に戻り、神社の前を通り過ぎて真っすぐ進みます。
天ノ川の橋と天河大弁財天社の間にある頭上に架かる船岡橋を渡って、船岡神社に参拝しました。
こちらの階段から橋の入口に向かいます。
橋を渡ります。
橋を渡り切った所にある鳥居をくぐると、木の根がはった道の奥にお社が見えます。
こちらの船岡神社では、お願い事をすると、その願いは必ず叶えていただけるとのことです。
organic cafe naya(オーガニックカフェ ナヤ)
10時になると天河大弁財天社のすぐ近くにあるorganic cafe naya(オーガニックカフェ ナヤ)がオープンするため、11時に天の川温泉が営業開始するまでの間、こちらで待つことにしました。
こちらの受付のある建物内の座席も素敵ですが
向かいの古民家にも席があり、こちらもとても素敵でした。
とても立派な日本庭園を眺めならお茶をいただくことができます。
縁側に近い席からは、お庭越しに天河大弁財天社の正面の鳥居が見え、本当にすぐ近くにあることを実感しました。
早朝から行動していて、お腹が空いていたので、ぜんざいを頂きました。
コーヒーにはわらび餅もついてきました。
都会のカフェとは全く違う時間が流れていて、すごくゆったり、のんびりできて、良いカフェでした。
11時になったら天の川温泉に行き、ひとっ風呂浴びてから宿の方に戻りました。
20年近く気になっていた天河大弁財天社に参拝できてとても良かったです。
なかなか行きづらい奈良の山奥の小さな村にある神社なのに、多数の参拝客で溢れていて、人気ぶりが伺えました。
それでも、神社を離れるとすぐに落ち着いた雰囲気となり、周辺にも神聖さを感じられるお社がいくつもありました。
天川村の天ノ川に沿った山深い美しい景色にも癒されました。
次回は、天河大弁財天社のすぐ近くに宿泊して、夜の雰囲気も感じてみたいなと考えています。