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壱岐ひとり旅~自転車で壱岐最高峰の岳ノ辻へ~

11/21~11/25の期間で4泊5日で福岡・壱岐へ行ってきたうちの、2-4日目の壱岐旅行。
今回は下記3日目のレンタサイクルで岳ノ辻へGO編です。

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勝本から郷ノ浦へ

宿泊した勝本のLAMP壱岐をチェックアウトして、

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路線バスで、壱岐島の玄関口として一番賑わっている街、郷ノ浦へ向かいました。
なんと、この日は年に一度の路線バスの運賃無料デーでした!

この日が無料デーであることは、勝本港口のバス停で待っている時に、地元のお婆さんに教えて頂きました。
地元でもあまり知られておらず、今朝、町内の防災無線でバス無料デーのことを言っていたから、さっそく乗りにきたとのこと。「もしかしたら島民限定かもしれないから、そうしたら、親戚の家に遊びにきていると言いなさい」と教えてくれましたが(笑)、無事、住民と観光客を分けられることはなく、一律無料でした。
勝本から郷ノ浦までの運賃は790円で、決して安い金額ではないので、ラッキーでした。勝手に壱岐が歓迎してくれてる気持ちになったり。

郷ノ浦に到着。
港の近くにある郷ノ浦大橋がシンボリックな感じです。後ほど、この郷ノ浦大橋を自転車で渡ることになったのでした。

バスを降りてから10分ほど歩いて、郷ノ浦港近くにある観光協会でレンタルサイクル「壱岐ちゃり」を借りました。

【公式】壱岐観光ナビ

「壱岐ちゃり」の情報は「壱岐観光ナビ」で。■レンタル場所 郷ノ浦港:郷ノ浦港 観光案内所 36台 クロスポート武生水…

「壱岐ちゃり」は島内の下記主要スポットで借りることができ、別途回収料550円を払えば、借りたスポットとは違うスポットに返却することが可能です。但し、注意点として、違うスポットに返却できるのは下記で★を付けた各港の観光案内所で借りた場合のみになります。

・郷ノ浦港 観光案内所 ★
・芦辺港フェリーターミナル1階 観光案内所 ★
・印通寺港フェリーターミナル1階 観光案内所 ★
・マリンパル壱岐(印通寺浦):壱岐市石田町印通寺浦471-2
・玄海交通(壱岐空港横):壱岐市石田町筒城東触1730
・壱岐島荘(湯本温泉):壱岐市勝本町立石西触101
・LAMP 壱岐(勝本):壱岐市勝本町勝本浦253

あとは、電動自転車で電池接触部分が水に弱いため、雨天時は貸し出し不可のことがあるようです。
この日、予報は時々雨だったため、もし途中で雨が降ってきたら、雨の当たらない場所に退避して待つように言われました。

・・・ということで、所々怪しい雲が見えたため、晴れているうちに目標の岳ノ辻に到着しようと、先を急ぎました。

郷ノ浦港から壱岐最高峰の岳ノ辻へ

最初は、地図上の細い道がどれだけ寂しい感じか予想がつかなったため、郷ノ浦港からは国道382号沿いで東に向かい、岳ノ辻の北側から登ろうと考えていました。
しかし、自転車を借りる際に観光協会の方と話をして、郷ノ浦大橋を渡って南側から行った方が早いということで、下記ルートで行くことにしました。

先ほど見た大きな郷ノ浦大橋を自転車で渡るのも楽しそうだと思いましたし。
郷ノ浦大橋を通過中▼

橋からの景色▼

実際は上記ルート通りではなくて、違う方向に行ってそうだと思ったらGoogle Map見て軌道修正して・・・とぐねぐね遠回りしていたと思います。
岳ノ辻は壱岐では有名観光スポットですので、所々案内も出ています。

岳ノ辻は壱岐最高峰といっても標高212.8mですので、それほど山深い感じになることもなく、ずっと舗装された道が続いていました。
とはいえ、普段、電動アシスト自転車に乗っていて慣れているものの、長く続く坂道を走ったことはありません。
ひたすら続く山道を電動アシストに乗るとどんなことになるか・・・は未知の世界で不安がありました。

坂道ほどアシストが効くということで、楽々登れるのかも!?と期待していましたが、実際はなかなかキツかったです(笑)
登り道になってからは汗だくになりました。
あと、後から気づいたのですが、電動アシストモードが一番弱いものになっていました(笑)
普段乗ってる電動アシスト自転車は常にオートモードにしていて、モード切替を気にしたことなかったのですが、お借りした自転車は3段階の設定になっていて、一番弱いモードになっていました。
それに気づいて一番強いモードにしていたら、もう少し楽だったのかも!?

とはいえ、普通の自転車で登ることを思えば、電動アシストのおかげでかなり負担軽めで登りきれたと思います。
徒歩でも30分ほど登りっぱなしで、時間もかかるし大変そうですが、自転車だと急坂になってから10分もかからなかったと思います。苦しい時間帯はその10分以内だけです。
ただ、11月下旬でも坂道を上がるのは汗だくだったので、夏は無理かな~と思いました。

そして、西側展望デッキに到着しました。
ずっと坂道を登ることに集中していたので、ここまで来ると視界が開けていて海の景色が壮大で感激。

この西側展望デッキの駐車場に自転車を停車して

ここから更に、森の中の道を5分ほど歩きます。

見えてきました、岳ノ辻の中央展望台!

壱岐で一番高いこの場所から、島全体を見渡せて絶景です!

そして、展望台のすぐお隣には、龍光大神があります。

わざわざ岳ノ辻までやってきたのは、こちらの神社参拝も目的でした。

こちらの龍光大神さまは、龍神の中でも最も神格が高く、毎年10月の神無月に、全国の神様が出雲大社に向かう前にこちらの龍光大神に集結すると言われています。

通常、龍は3本爪、中国の皇帝が使う龍の文様でも5本爪で描かれていますが、龍光大神さまは7本爪で、爪の数が多いほど龍神の神格が高いとされているそうです。

いや~、本当に無事にたどり着いて参拝できて良かったです。

同じ道を引き返し、西側展望デッキの方に戻ってきました。

実は、中央展望台からの景色よりも、こちらの西側展望デッキの景気の方が好きかもと思いました。
画像や動画からは分かりづらいかもしれませんが、原島・長島・大島がよく見えて、景色を青い海が占める割合は、西側展望デッキからの方が圧倒的に多いからです。

いつか、この三島巡りもしてみたいものです。

【公式】壱岐観光ナビ

「三島」に行ったことはあるだろうか。 郷ノ浦町には、大島・長島・原島の3つの有人島がある。この島々を総称して三島という…

岳ノ辻の北側登山口から登ってきた場合、この西側展望デッキには行かないため、そういう面でも、南側の登山口から登ってくるルートで大正解だったなと思いました。

岳ノ辻から印通寺港へ / まとめ

西側展望デッキ駐車場から、次の目的地・印通寺港へ向けて、電動アシスト自転車で下り始めました。
帰りは当然ながらスイスイ、登りには見えなかった、遠くに見える海の景色などを見ながら走ります。

国道382号に合流したら、あとはひたすら東へ走り、印通寺港へ向かいました。

印通寺浦の観光案内所で壱岐ちゃりを返却し、上野画像右にあるマリンパル壱岐でお土産を買った後、タクシーでその日宿泊する繁屋千賀荘に向かったのでした。その話はまた次回・・・

ということで、電動アシスト自転車で岳ノ辻に行った話でした。
レンタカーで行く場合は、広い駐車場もあるし、特に問題たどり着ける場所だと思います。
タクシーだと、郷ノ浦から往復で3000~4000円くらいかと思います。
今回、岳ノ辻の頂上エリアがどれくらいの広さで、展望台や龍光大神参拝がどれくらい時間がかかるか不明だったので、電動自転車で行ってみようと思いました。
ただ、自転車で行った人の情報がほとんどなく、女性では全く見かけなかったため、今回の壱岐の旅で一番心配していた行程でした。
アラフィフ女性、「体力→普通もしくは普通よりちょっとタフ」レベルでも、電動自転車で行けました!
但し、暑い時期はちょっと厳しいかな~と思います。
駐車場までタクシーで行って、岳ノ辻の頂上エリアは30分ほどあれば十分なので、30分後にまた迎えに来てもらうというのもありです。

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