C’est beau la vie.  Life is Beautiful.  人生は美しい。

新緑の奥飛騨ひとり旅②~平湯館に宿泊~

上高地は14時には出発して、15時には宿泊する平湯館にチェックインしました。

100年以上の歴史のある老舗旅館の平湯館が2016年に一度閉館し、ドーミーインなどを運営する共立リゾートが経営を引き継ぐ形で2021年にリニューアルオープンしたお宿です。
そのため、建物や浴場などハード面では老舗旅館の豪華さや重厚感を残しつつ、サービス面ではビュッフェ形式の食事や自動チェックアウトなど簡素化され、宿泊料へ還元されてコスパが良くなっており、両方の良い面を体験することができました。

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共用施設

建物はとても雰囲気があります。

ロビーはさすが老舗旅館の広さと豪華さです。

ロビーからは日本庭園と北アルプスの笠ヶ岳をのぞむことができます。

こんなに笠ヶ岳がよく見えるだなんて、平湯温泉の中でも有数の立地ではないでしょうか。

談話室や

湯上り処など

古さを良い感じにいかした和モダンで素敵な空間でした。
ぐるっと庭園に囲まれているようで、ロビー以外にも浴室や通路などから、手入れされた庭園をのぞむことができました。

部屋

宿泊したお部屋は本館のツインでした。
和室や和洋室もありますが、和室はあまり好きじゃないので…

スーツケースを広げる場所を確保するのに苦労しましたし、洋室は2人で宿泊するには手狭かもしれません。

狭めのユニットバスで、洗面台が無いのは少し不便でした。
広い温泉大浴場があるので良いのですけどね。

お部屋から山の眺望があるのは良かったです。
見えているのはアカンダナ山などのようです。

風呂

こういう規模の大きめな温泉旅館の良いところは、温泉浴場が広かったり、種類が多いことです。
内風呂以外に、露天風呂が3種類ほどありました。
※お風呂の画像は公式サイトから拝借です。

男女入れ替えで、翌朝はもう一つの方の浴場だったのですが、こちらの露天風呂はいわゆる千人風呂で大きさにびっくりでした。

15時にはチェックインして、夕食までは温泉三昧。至福です♪
日帰り温泉だと頑張って長く湯に浸かっていたりしますが、宿泊のときは、ちょっと温まってほどよいところでお風呂を出てお部屋で休憩…、また冷えたなと思ったら温泉へと、好きなタイミングで出たり入ったりできるのが最高です。

食事

お食事は、朝夕共にレストランでのビュッフェになります。
時間は、このときは2部制で17:40~と19:40~となっており、17時台の方から埋まっていくようですが、一人だと遅い時間帯の方が良いかなと思っていつも遅い時間帯を選んでいるので、19:40からにしました。
チェックイン開始時間の15時にチェックインしたので、17時台も選べる状況ではありましたが。

一人での宿泊でビュッフェはハードル高いのでは?と思っていたのですが、じゃらんや楽天トラベルのクチコミを見ていると、1人で宿泊している人も結構いたため、平湯館を予約してみました。
でも、ロビーでのチェックインやお風呂では家族連れしか見かけなくて、失敗した!?と思って夕食会場に行くまではちょっと緊張していました。
いざ行ってみると、1人宿泊の人もちらほらいらっしゃいました。

そして1人客には、下記画像の窓側のパーティションで仕切られた席を準備してくれるので、周囲も気になりません。
※朝ごはんは大広間のテーブル席の方だったので、必ずしもこの席になるとは限らなさそうです。

ロビーから見ると、この席は下の画像のような感じ。

会場全体はこんな感じです。

ビュッフェなのですが、席には最初に頂く前菜の盛り合わせのお重が置いてあり、嬉しいサービスです。

八寸(和食の前菜盛り合わせ)好きとしては、この前菜を取ってからも、八寸的なメニューばかり選択。

下の画像左上のように、目の前で焼いてくれる飛騨牛のステーキもあります。
クチコミでは、硬くてとても食べられたもんじゃない…とグルメ気取りな方が批判しているのを見かけましたが、柔らかくて美味しかったですよ。
せっかくなのでもう1皿取りに行きましたが、妙齢女性&他にも既にたくさん食べているので、2皿食べるのはちとヘビーで欲張ったことを後悔。

私が取り分けた後のお皿の画像なのでちょっと貧相に見えてしまいますが、和洋中とメニュー豊富で目移りして、やっぱりビュッフェの高揚感はすごいなと再認識しました。

そして、旅先の食事では欠かせないお酒。
単品で注文することもできますが、飲み放題1980円というメニューもありますので、もちろん?飲み放題にしたのでした。
飲み放題の場合はセルフ形式になり、ドリンクコーナーで自分で注ぐ形になります。
日本酒は熱燗機なるものがありました。
冷酒は一升瓶が3本ほど逆さに吊られた装置にあるのですが、この装置からの注ぎ方が分からなくて、スタッフのお姉さんを捕まえて注いでもらったのですが、このお姉さんが普段お酒を飲まない人なのか、日本酒を焼酎の水割りやチューハイかのように素焼きのコップ並々に注ぎ始めて、焦って「あ、あ、もう大丈夫です」と止めてもらいました。

既にビールや熱燗を飲んだ後だったのですが、せっかくなので、残してもよくないのでなみなみ日本酒を全部飲んだのですが、久々に食べ過ぎ&飲み過ぎた!
この後、部屋に戻ってからぶっ倒れてました(笑)
温泉にも行かず、共立リゾート名物「夜鳴きそば」(21:30~23:00くらいに無料のラーメンがふるまわれる)も食べに行かず・・・
でも、気持ち悪いとか頭がいたいとかではなく、ずっと横になっていて、眠ったり目が覚めたりのふわっとした気持ちの良い感じ。翌日、二日酔いになったわけでもないですし。
旅先なら、これくらいのはめの外し方は、たまにはまぁ良いかなというところです。

#ひとり温泉

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