最近ソマチッドが話題になっており、12月半ばにソマチッド温泉として有名な奥飛騨ガーデンホテル焼岳に宿泊してきました。
ソマチッドって何?と思われた方は、ソマチットはまだ研究中ではっきりとした定義で説明できないものだと言えますので、よろしければGoogleで調べてみたり、YouTubeなど見てみてもらえればと思います。
検索でこの記事にたどり着いた方は、既にソマチットが何かご存知でソマチットに興味を持ってたどり着いたのかと思います。
ChatGPTに聞いてみると、下記の概要説明でした。
宿泊前に、ソマチッド研究家の勢能幸太郎さんと奥飛騨ガーデンホテル焼岳会長の石田清一さんのお話が収録されたこちらの本を読んでから向かいました。
こちらによると、奥飛騨ガーデンホテル焼岳の源泉は3億6000年前の地層から湧いており、これほど古い地層から湧いている温泉は大変珍しいとのことです。元々、北アルプス周辺の地層は、日本の中でも群を抜いて古い地層だそうです。
この古い地層に多数の古代ソマチッドが休眠状態で蓄積されており、ソマチットは水に触れることで蘇るため、温泉として湧き出す際に水に触れて復活して活性化するようです。私の見解では、その古代ソマチッドに触れることによって、心身の状態に良い影響をもたらすのかなと思っています。
元々、名泉と言われる温泉にはソマチッドが多く含まれているそうですが、奥飛騨ガーデンホテル焼岳の温泉は、ソマチッド保有量が群を抜いていて、特に有用性の高いソマチッドが多く存在しているとのことです。
こちらの著書で、
奥飛騨ガーデンホテル焼岳の温泉を紹介しているテレビプロデューサーの方のコメントが大浴場の休憩所に貼ってありました。

こちらを読んだら入浴してみたくなりませんか?
ホテルへのアクセス
それでは、ホテルの紹介をしたいと思います。
上高地が大好きなこともあり、奥飛騨方面には毎年のように行っています。しかし雪で交通機関がどうなるかわからない懸念があるため、冬に訪れる事は長年避けてきました。
今回、突如としてどうしても奥飛騨ガーデンホテル焼岳の温泉に入浴してみたくなったので、色々予定を変更して週間後に訪れることにしました。
結果として、冬の奥飛騨の雪景色はとても最高でした!
新穂高ロープウェーにも乗車して北アルプスの景色を堪能してきましたので、こちらはまた後日紹介したいと思います。
高山市まではほとんど雪はありませんでしたが、高山市を過ぎて奥飛騨温泉郷のほうに行くにつれてどんどん雪景色となってきました。


こんな中でも、濃飛バスの路線バスが目的地まで連れて行ってくれるので、ありがたいことです。


新穂高ロープウェイ方面のバスに乗車すると、奥飛騨ガーデンホテル焼岳のすぐ目の前のバス停で下車することができます。
注意しないといけないのが、奥飛騨ガーデンホテル焼岳のバス停を通るのは、福地温泉を経由する路線のみになります。大体、2時間に1本と考えておけば良いかと思います。
外観・ロビー
奥飛騨ガーデンホテル焼岳は周囲に何もなく、山の中にたたずむホテルですが、総客室数85室で大きくて立派なホテルです。


エントランス

ホテル前に北海道で実際に使用されていた電車の車両が置いてあり、こちらはカラオケラウンジになっています。

面白いアイディアですね〜

とても広いロビーです。

温泉
到着したのは12:45頃でした。
事前に問い合わせた際に、チェックイン前にも入浴できるということで、ソマチッド温泉をなるべくたくさん堪能するべく、到着したらすぐに大浴場に行くつもりでした。
大浴場は12時から営業していて、日帰り入浴を受け付けています。宿泊者はチェックイン前でも無料で入浴できるということです。
・・・ が、この日は点検のため、15時からしか営業しないということでした💦
周囲に何もない山の中、ホテルのレストランも営業時間外だし、アーリーチェックインも不可ということで、チェックインの15時までロビーで2時間待つしかないのか・・・と途方に暮れたのですが、館内をうろうろしていたら、大浴場の隣の休憩室は空いていました。

女湯の出入り口の右手側に休憩室があります。


休憩室の奥には足湯がありました。

大浴場はクローズしていたものの、休憩室と足湯は使用できましたので、外の山の景色を見ながらこちらでチェックインの時間まで待ちました。

湯の花がたくさん浮いていて、温泉への期待が高まりました。

ロビーで2時間待つしかないと思っていたところ、こちらの休憩室と足湯のおかげで、温まりつつ自然の景色を見ながら待つことができて、逆にかなりリフレッシュできました!
翌日、チェックアウトした後に新穂高ロープウェイに行き、また奥飛騨ガーデンホテル焼岳に戻ってきて日帰り入浴をしました。その際に4時間ほど滞在をしたのですが、こちらの休憩室があるおかげで、入浴→休憩→入浴を何回か繰り返すことができて、温泉を十分堪能できました。
休憩室の中にはランドリールームもありました。

こちらの温泉浴場はとても広く、露天風呂の種類が豊富です。


当然ながら大浴場内は撮影禁止ですので、公式サイトからの拝借画像にてご紹介します。
まず入ると、洗い場と内湯があります。

このエリアにはサウナと岩盤浴もあります。

露天風呂は二段階に分かれていて、手前は男女別の露天風呂になっています。
いずれも屋根があり、雨の日も快適です。

とても立ち湯・寝湯もあります。

更に奥は混浴の露天風呂になっています。
混浴エリアに出る前に、棚に並べてある湯浴み着を着用する場所があります。
湯浴み着はこのような感じ

バスタオル巻いただけのような感じでなかなか露出多いです💦
うぐいす色の「うぐいすの湯」を楽しみたいので、何回も入りましたが。
こちらのお湯の中に含まれるソマチッドが光合成をするため薄い緑色になり、日によって色の濃さが違うそうです。
この3億6000年前の地層から湧くお湯に含まれる古代ソマチッドは、その当時「藻」として活動していたもので、人体に有用活用できるシナノバクテリアという細菌に属するものということです。
直射日光の当たる場所にある「うぐいすの湯」が光合成が盛んだからか、1番濃い緑色をしています。
湯浴み着でも混浴は抵抗がある女性の方は、混浴エリアが22:00〜6:00の間は女性専用になりますので、こちらの時間帯に楽しめます。女性専用の時間帯でも、露天風呂が駐車場などからも少し見える場所にあるため、湯浴み着の着用は必須です。
うぐいすの湯より奥に行くと、洞窟風呂の瀑泉洞があります。

また、一旦ホテルの外に出る形になりますが、貸切露天風呂3つ(有料)と天皇泉があります。

天皇泉
天皇泉は宿泊者限定になります。
こちらも混浴ですが湯浴み着着用不可なので、とーーーってもハードルが高いです。
もちろん今回は挑戦しませんでしたが、家族で男性陣・女性陣で分かれて入浴し、女性陣が入浴中は男性陣が入り口で見張りをして入ったという情報を見かけました。
お忍びでこの地を訪れた村上天皇がこの神泉を見つけ、晩年を過ごしてこの地で崩御されたという伝説があるそうです。休憩室に天皇泉についての掲示がありました。


いつか天皇泉にも挑戦してみたいですね。
お部屋
お部屋はリニューアルされているようで、とても綺麗でした。


入ってすぐ、トイレ、バス、洗面台があります。洗面台が広めでした。

収納の開戸の中には、浴衣とタオル類、湯足袋がセットされていました。

床の間に電気ポット

広縁の方に冷蔵庫があります。

ベランダからの山と川の景色がとても綺麗でした。


お食事(一人宿泊の場合)
次に奥飛騨ガーデンホテル焼岳のお食事についてのご紹介です。
あくまで一人宿泊での場合になります。
と言いますのも、二人以上での宿泊で2食付きにした場合は、夕食は囲炉裏のある会場で豪華な会席料理、朝食は和定食が基本となるようですが、一人での宿泊の場合は、館内レストランでの定食やモーニングセットのみになります。
こちらは、公式には一人宿泊は不可というのもあると思われます。前述の「ソマチッドが超活性している!」の本に宿泊料20%OFFのクーポン券が付いており、それで予約しようとしたところ、公式予約では一人宿泊は受け付けしていないという回答でした。
楽天トラベルやじゃらんでは一人旅プランを出しているということで、今回はじゃらん経由で予約しました。
レストランはロビー・大浴場と同じ1階にあります。


この写真はレストラン中央寄りの私の席からですので、この倍くらいの広さがあります。
23時まで営業しており、定食以外にも、一品料理から高山ラーメンのように〆の食事まで色々メニューがありましたので、会席コースの夕食を食べた後にこのレストランで飲みなおしとかもできそうでした。
夕食
夕食付きプランで、飛騨牛の朴葉味噌定食を選択していました。



定食形式なので、最初に運ばれてきたら、あとは係の人に気兼ねなく自分のペースでお食事できます。飛騨牛も好きなタイミングで自分で焼けば良いですしね。

牛肉の量は十分ありました。やっぱり飛騨牛は最高です。
お酒はビールとホテル特製の日本酒「焼岳」を注文しました。

日本酒は瓶のままの提供で、ビール&日本酒300mlでは飲み過ぎのため、日本酒の残りは蓋を閉めて持ち帰り、翌日の平湯温泉の宿で飲みました。
日本酒の価格は売店で販売されている価格と同じだったため、お得感あります。
朝食
一人旅プランは、素泊まりか夕食付きプランのみだったため、朝食はフリーズドライのお粥などを準備していったのですが、前日までの申し込みでレストランの朝食が付けることができました。
価格は1300円(税別)で、この価格であればレストランの朝食を付けるのが絶対オススメな内容でした。
最初に、陶板焼き・サラダ・ヨーグルトがセットされていて

後からトーストが運ばれてきて、陶板焼きの蓋が外されました。

ドリンクはセルフで飲み放題です。

こちらのドリンクバー単体も500円で利用できるようです。
喫茶店のモーニングと大きく変わらない価格でこの内容であれば、レストランは広々として景色も良いですし、こちらの朝食を選ぶのが良いと思いました。
その他の館内施設
自動販売機
周囲を山に囲まれている場所ということもあり、自販機は充実していました。
大浴場の前に、カップ麺・パン・お菓子・アイスクリームなど食べ物を含めた自販機が並んでいました。


客室フロアーの各階の突き当たりに、このような広めの休憩スペースがあり、アルコール含めた自販機があります。


この場所からの景色も綺麗でした。

売店
フロントの隣に売店があり、こちらも広々としていました。

お土産や、部屋飲み用に使えそうなお酒やスナック類もあります。
私が事前に購入して読んできた本「ソマチッドが超活性している!」も販売されていました(笑) ホテルの会長さんのインタビューが存分にある本ですもんね。
ここではお目当ての「うぐいすの湯」のスプレーを2本購入しました。

前述の本によると、奥飛騨ガーデンホテル焼岳まで入浴に来れない人達のために、試行錯誤の上、うぐいすの湯をスプレー缶にボトリングすることに成功したそうです。
これまた研究や交渉の末、素粒子エネルギーも一緒に注入することに成功したということで、何やら凄そうなスプレーです。化粧水として使用できます
ホテルに電話する形になりますが、通販もされています。
奥飛騨温泉郷・新平湯温泉のオリジナル商品「うぐいすの湯 スキンケアシリーズ」をご紹介。3億6000万年前の地層から抽出し…
まとめ
奥飛騨ガーデンホテル焼岳の存在は以前から知っており、新穂高ロープウェイへ行くバスの途中で通りがかり、大きくて立派なホテルだなぁという印象がありました。
だけど、近くの福地温泉の宿など奥飛騨には魅力的な温泉宿が多数あって、なかなか宿泊する機会がなかったのですが、今回、奥飛騨ガーデンホテル焼岳の温泉のすごさを知って、もう毎回ここに宿泊したい。
・・・でも、やっぱり他にも魅力的で泊まってみたい宿が多くて、1泊は奥飛騨ガーデンホテル焼岳、もう1泊はそれ以外の奥飛騨温泉郷のお宿、と2泊するのが理想かな。
2泊ですと宿泊料がかさみますが、奥飛騨ガーデンホテル焼岳は、レストランでの食事を選択すればリーズナブルになります。
今回は、一人で金曜日宿泊、1泊夕食付きで16000円ほどでした。鶏ちゃん焼き定食を選択するとこれより1000円ほど安くなり、飛騨牛ステーキ定食を選択すると1000円ほど高くなります。
逆にソマチッド云々が怪しく感じた方はご安心ください。そこまで全面的にソマチッドを押し出している感じはありません。
楽天トラベルやじゃらんなど各予約サイトでは、クチコミ件数の多さの割に4.5点を超える高レビュー点数ですし、元々、ホテルとしてハイレベルなお宿です。
そこに、あり得ないくらい古代の地層から湧き出している、有用成分をたっぷり含んだ源泉掛け流しの温泉(しかも露天風呂の種類が豊富)が付いてくると思えば、とても宿泊する価値のあるお宿だと思います。
#ひとり温泉


