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湯の峰温泉 湯の峯荘に宿泊

10/10(金)〜10/12(日)の2泊3日で熊野・十津川方面へ一人旅してきました。

前回は、旅のハイライト、2日目の奈良県十津川村にある玉置神社への参拝についてご紹介しました。

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順番が前後しますが、今回は、その玉置神社参拝の前日に宿泊した湯の峰温泉の湯の峯荘についてご紹介します。

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熊野本宮大社に参拝

湯の峰温泉は熊野本宮大社から車で10分ほどの所にあります。
湯の峯荘のチェックイン時間15時まで時間もありましたし、新宮駅に到着後はまずは熊野本宮大社に参拝しました。
熊野本宮大社の境内の様子は、前回参拝したこちらの記事にてご紹介しています。

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まずは大斎原へ。やはり日本最大の鳥居の迫力に圧倒されます。

本殿

5つのお社が並んでいるのですが、前回、参拝の順番を知らずに後悔した記憶がありますので、今回は順番を確認してから参拝しました。

熊野本宮大社のバスターミナルから、周辺の湯の峰温泉・渡瀬温泉・川湯温泉へのバスが出ていますので、バスターミナルで待っていたのですが、とにかく外国人観光客が多い!
熊野本宮大社に参拝しつつ、これらの温泉に宿泊するのは、日本人でもツウな周り方かと思っていたのですが、外国人観光客に大人気のようでした。
下車時の料金精算をスムーズにするためだと思うのですが、運行する龍神バスのスタッフが熊野本宮大社のバスターミナルに常駐してチケットを販売したり、バス到着時の誘導などをされていました。
そして、人数が多いので臨時バスが出て、湯の峰温泉行きと川湯温泉行きに分かれて乗車しました。
ほとんどが外国人だったため、登山用リュックを背負ってバックパッカーのような出で立ちの私は完全に外国人扱いで、チケット購入時もバス誘導時も英語で対応されました(笑)

湯の峰温泉街

宿泊した湯の峯荘は、湯の峰温泉の温泉街からは徒歩10分ほどの場所で少し離れていて、最寄りのバス停は「下湯の峰」になるのですが、風情ある湯の峰温泉の温泉街も見てみたかったので、温泉街の中心にある「湯の峰温泉」バス停で下車しました。

さすが日本最古の温泉の1つだけあり、広くはないものの、とても古き良き風情のある温泉街でした。

公衆浴場もあります。

世界遺産に登録された入浴できる温泉、つぼ湯。

30分交代制で1日に入浴できる人数が限られており、なかなかの競争率のようです。いつか入浴してみたいですね。

つぼ湯の近くには風情あるお茶屋さんもありました。

湯の峯荘

湯の峰温泉から湯の峯荘まで歩く

温泉街をひと通り見学した後、徒歩で湯の峯荘まで向かいました。
Google Mapのストリートビューで見ると、にぎやかな温泉街を離れるとすぐに寂しい山道になり、その道を10分ほど進まないといけないので「やっぱり最初から下湯の峯で下車しようかな」と直前まで迷っていたくらい、気がかりだったのでした。

温泉街の端にある公共の駐車場を最後に

このような山道になりました。

車もほとんど通らず、特に雨も降っていましたので、とても寂しい道でしたが、昼間であれば特に問題ないかと思います。1人だけ観光客らしき人とすれ違いました。
暗くなってからだと、街灯もほとんどなさそうですし、かなり怖そうです💦

湯の峯荘の入り口が見えてきました。

湯の峯荘は小高い所にあるため、この坂↑を登っていく必要があります。
ただ、坂は緩やかですし、2〜3分ほどの登りですので、特に問題ないと思います。

坂を登りきると湯の峯荘に到着です。

館内

こちらはロビーとフロントです。

ソファーのあるスペースはラウンジにもなっており、お酒含めて注文して飲むことができます。

ロビー奥は売店になっています。

到着後に甘いものが食べたかったのですが、アイスクリームやプリンも販売していたので、八咫烏プリンを購入しました。周囲に何もない場所なので、館内で美味しいスイーツが購入できて良かったです。

ロビーのあるフロアーには、卓球とビリヤード、カラオケが楽しめるスペースがあります。

こちらには、アルコールオンリーの自販機もあります。

カラオケは個室になっていて、利用はしていませんが、料金も安かったです。

お部屋

お部屋は10畳の和室に宿泊しました。1〜2人向けの8畳の和室もあり、こちらの方が少しお得になりますが、この日は既に埋まっていました。
入り口に2畳ほどのスペースがありましたので、全体的にとても広々していました。

小高い所にあるので、山並みが見えて景色が良いです。このあたりは温泉街の宿とは違いますね。

応接セットの奥には、洗面台と冷蔵庫があります。

テーブルにはお茶セットが準備されていました。

周辺案内?のイラストがとても可愛い。

温泉

温泉の大浴場は地下1階にあります。

撮影不可ですので、公式サイトからの画像になります▼

そして、とても気に入ったのが予約不要・追加料金不要で空いていれば利用できる貸切の家族風呂。
大浴場のあるフロアーから外に続く入り口から行けます。

趣のある建物に2つの貸切風呂があります。
看板が「あいています」になっていれば利用できます。その看板を裏返すと入浴中になります。

入ったらすぐ脱衣所があります。

建物内もタイムスリップしたうな古き良き趣のある空間で、貸切で人目も気にせずひたすらゆっくりお湯に浸かれます。

到着後にこの貸切家族風呂に入った時は、すんでのところでギリギリ勝ち取りましたが、それ以降の夕食前、夕食後、朝の時間帯は行くと空いていたので、大浴場の利用は1回のみであとはこちらの貸切風呂を利用しました。とてものんびりできました。

湯の峰温泉のお湯は少しとろみがあり、湯の花も浮いており、とても良いお湯でした。
翌日、玉置神社参拝の後に行った十津川温泉といい、やはり山の中の温泉は格別ですね〜

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お食事

夕食は嬉しいことに部屋食でした。
こちらは時期や人数などによって、部屋食、お食事処、宴会場など変わってくるようです。
一人で部屋食は人生で3回目ですが本当に贅沢です。
湯の峯荘はどのサイトを見てもレビュー点数がとても高いですが、食事の評価も高いのでとても楽しみでしたし、期待を裏切らない内容でした。

当日のお品書き

最初にセッティングされたお食事です

食前酒の梅酒の温泉割り

前菜の盛り合わせと手作り豆腐

美熊野牛の温泉しゃぶしゃぶは自分の好きなタイミングで固形燃料に火をつけます。

美熊野牛、柔らかくてとても美味しかったです。

後から運ばれてきたもの。
本日のお造り。海も近い場所なのでどれも新鮮で美味しい。

里芋のポタージュと馬刺し

鮎の塩焼きは保温用の備長炭がセットされた火鉢に刺した状態で、見た目でもかなりテンション上がりました。

このピンク系のコロッとした可愛い器に入っていたのは・・・

うなぎの茶碗蒸し。
愛知県一色産の鰻がこれでもか!くらい入っていました。

わかめそうめん
これをつまみに残りの日本酒をちびちび飲みました。

お食事は、大体どこの旅館でもその前でお腹いっぱいになってお断りしていて、今回もご飯は最初からお断りして、あおさのお吸い物のみいただきました。

デザートは杏仁豆腐

どれも美味しく、趣向がこらさられたお食事で、大満足でした。
10月は誕生日月で、誕生日記念としても宿泊したので、とても良い思い出になりました。

朝食は早朝7時出発でしたので、お弁当に変更してもらいました。
お弁当の変更には応じてもらえない宿も多い中、変更可能なのはとてもありがたかったです。

お弁当の場合、前の日の晩もらうこともありますが、湯の峯荘はその日の朝に作られているようで、食べる時にまだほんのり温かかったです。
おにぎりの具は3つとも種類が違っていたのも嬉しい。

まとめ

湯の峯荘はどのサイトでも高評価で気になっていたのですが、大人気のようで、予約しようとしたのは4ヶ月以上前でしたが、既に10月はほとんど空いている日がなく、この日も予約が埋まっていたのでした。
だけど、1ヶ月くらい前に見てみたところ、この日の空きが出ていたのですぐに予約したのでした。

前述の通り、温泉も良いですし、お食事もとても美味しい。
そして、レビュー通り、接客も素晴らしかったです。
フロントや到着時の案内などは若い方達、夕食の配膳や布団の準備は年配のベテランの方達に対応いただきましたが、どの年代のスタッフの方もホスピタリティを感じました。

その割に料金はリーズナブルですので、高評価で人気があるのも頷けます。
この時は、1人宿泊・平日宿泊で、10畳のお部屋で夕食内容は1つ上のグレードにしたため22000円くらいでしたが、8畳のお部屋で1番リーズナブルな夕食にすると18000円ほどになると思います。

湯の峰温泉の温泉街からは少し離れていますが歩ける距離ですし、徒歩2分ほどの所に下湯の峰バス停がありますので、公共交通機関でも十分行けます。
最寄りの下湯の峰のバス停については、翌朝、玉置神社に行ったときの記事の最初の方に詳細を紹介しています。

#ひとり温泉

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