C’est beau la vie.  Life is Beautiful.  人生は美しい。

【車なし・女性ソロでキャンプインフェス】中津川WILD WOOD 2025

この春にアラフィフにしてキャンプデビューしましたが、このたび、キャンプ道具揃えたらぜひ参加してみたかったキャンプイン・フェスにもデビューしました!
洋楽派なのでサマソニやMTV主催のフェスは参加したことありますし、去年はJazzフェスにも参加しましたが

関連記事

飛騨高山ジャズフェスティバル 私は数年前に3年間ほどJAZZピアノを習っていたくらい、音楽の中ではJAZZが好きなのですが(3年といっても、1~2か月に1度くらいしかレッスンに行かなかったので、全くモノになっていません)、去年初めて知って[…]

キャンプイン・フェスは初めてです。
朝霧JAMとか憧れていたのですよね〜
今回は、岐阜県中津川市で開催された中津川WILD WOODに参加してきました。

キャンプデビューに付き合ってもらったYちゃんは、新たなキャリアを求めて京都に引っ越し済みのため

関連記事

ここ1年くらい、熊野三山、高野山、江ノ島、壱岐島や沖縄・那覇での龍神巡りなど、聖地巡礼的な旅が多くて、そちらの方が中心になるのかと思いきや・・・ 突然また別のブームがやってきました! キャンプブームです。 登山をやっていたので興味はあっ[…]

女性ソロで公共交通機関のみで参加してきました。

スポンサーリンク

中津川WILD WOOD 会場紹介

公共交通機関で行く場合、中津川駅周辺からシャトルバスに乗ります。
駅前からではなく、徒歩10分ほど歩いたところにある「にぎわい広場」から乗車します。

帰りは中津川駅まで乗せて行ってくれます。
往路はチケット確認などがあるため、ある程度の広さがある場所が必要なのだと思います。
シャトルバスのチケットは事前に購入する必要があります。
チケット購入ページでは、今回でいうと、選択肢が9/20と9/21で分かれているのですが、テントサイトで1泊する場合は、9/20で往復分を購入して、乗車受付時に帰りのチケットをもらう形になっています。公共交通機関でテントサイト泊の人はほとんどいないようでしたので、言わないと自動的に1日目の帰りチケットを渡されます。

会場のMAPです。

こちらは今回のタイムテープル

最近の若いアーティストもいますが、アラフィフのこの年代にもおなじみのラインナップです。
そのため、年代もかなり幅広かったです。ミドルエイジ以降、おじいさん・おばあさんも結構いました。親子三代で参加しているようなファミリーもちらほら。
そういう点では、若い人だらけで気後れする必要が全くなくてありがたいですね。

入場ゲート

ゲートは高台にあり、入場してすぐに会場全体が見渡せます。

1日目は天気が良くなかったですが、2日目は快晴だったので市街地越しの山並みものぞめました。

FOOLS GOLD

ステージは3つあるのですが、こちらは1番広い会場です。

※演奏中の撮影禁止のため、会場の画像はすべて演奏がない時のものです。

こちらで見たのは、HEY-SMITH、ザ・クロマニヨンズ、東京スカパラダイスオーケストラ、Omoinotake、Dragon Ash。

HEY-SMITHは全然知らなかったのですが、会場に着いてHEY-SMITH Tシャツ率が高かったので、人気あるんだな〜と思って見に行ってみました。
血気盛んな若者ファンが多く、ライブもかなり盛り上がり、初めてサークルモッシュを生で見て感激!
ワンオクとかBaby Metalのライブ映像で見たことあったのですが、めちゃ楽しそ〜 女性かつオバサンではとても参加できるようなものではないですが。
この会場で、HEY-SMITHの前に演奏したSiMもサークルモッシュが発生するようなライブのようですし、こういういかにもロックフェスなノリを楽しみにしている若者も大満足なラインナップになっているようです。

1日目のトリのスカパラ、この前に出演した山梨のフェスでは最新曲でコラボしているB’zの稲葉さんがサプライズ登場したということで、もしかして今回のWILD  WOODでも・・・?という期待も少しあったのですが、さすがにここまでは来なかったか・・・というところで。
でも、今回のフェス出演者である、Omoinotakeの今井さん、奥田民生さん、ザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトさんがサプライズのゲストボーカルで参加してとても豪華でした。

WONDER WALL

TOOLS GOLDの隣にあり、2番目に広いと思われます。

こちらで見たのは、JUN SKY WALKER(S)、レキシ、レトロリロン、Penthouse。

ジュンスカは中高生の時に大好きだったんですよ〜
今回のラインナップの中で1番曲を知ってたかも。
当時の曲しか知らないしなと思ったのですが、新曲以外は昔の曲ばかりで、ラストの「素敵な夜空」とか懐かしすぎでした。
メンバーのスタイルや雰囲気・演奏も変わらないし、ボーカルの宮田さんの軽快なトークも健在でした。
30年以上ぶりに当時と同じようなライブを体験できて感激でした。

Penthouseは、ボーカルの浪岡さんにハートを撃ち抜かれました🎵
ハスキーボイス好きなんですが、すごくセクシーなハスキーボイス。
ファッションも所作も素敵で目が釘付け〜
遠目だったので顔はよく見えなかったのですが、ネットで検索したらめちゃイケメン。
そして驚いたのは、東大卒! おみそれしやした。
その東大繋がりなのか、東大卒ピアニストの角野隼人さんもPenthouseのメンバーなんですね。すごい。
最近はクラシックの個人活動の方が忙しそうなので、今回のフェスには別のピアノの方が参加していたようですが。
でも、納得です。YouTubeでも「頭の良い人たちが作る音楽という感じ」というコメントを見かけましたが、Omoinotakeといい、若いのにこんな洗練されたセンスの良い楽曲を作る人達がいるんだ〜と思ったので同意でした。
Penthouse、今後も大注目していきます!

PARK LIFE

客席がなだらかな丘のようになっていて、ナチュラルなイメージのステージです。
アコースティックやおしゃれ系音楽のアーティストの出演が多いと思います。

こちらでは、奥田民生、GLIM SPANKY、iriのライブを見ました。
iriさんは、今回1番お目当てだったアーティスト。

私は妙にブラックミュージックが好きなのですが(Jazzも含めて)、iriさんはR&Bなどのテイストを感じさせます。音楽キャリアのスタートもJazzバーでの弾き語りからのようです。
今回、初めてステージをみたのですが、元々楽曲は好みでしたが、ステージングもおしゃれで素敵でもう全てが好み!と思いました。
観客も落ち着いた人が多く、クラブのようなおしゃれ空間でした。
こちらは開演前のiriのステージ待ち中の様子。

17:50からスタートだったため、夕暮れから夜に切り替わって行く時間帯で、それがまたiriさんの楽曲やステージの雰囲気に合っていてとても気持ちの良い空間でした。

BARKS | アーティストの新曲・動画・ライブ・コンサート情報をお届けする音楽メディア

写真◎ハタサトシ 写真◎ハタサトシ ▼セットリスト【Parklife】Day2:9/21(日)1.​ friends2.…

その他の施設

フードエリア。物販もありました。

中津川のお店も何店舗か出店していて、飛騨牛や鶏ちゃん関連の料理や川魚の塩焼きなども岐阜の郷土料理も楽しめました。
飲食店は4回ほど利用しましたが、それほど並ばずに購入することができました。

中津川のフェスの特徴として、東美濃ふれあいセンターという体育館のような屋内施設が開放されます。

こちらは冷房完備で、一部はオフィシャルグッズ売り場とかっていて、その他のエリアは休憩スペースとして自由に使用できます。
1日目はテントがあったため、休憩したくなったらテントに戻っていましたが、2日目は午前中にはテントサイトをチェックアウトしていたので、こちらで度々休憩していました。
暑いのが苦手なので、とても助かりました。

ナイトイベント Star Guitar

21時に全てのライブが終わると、Star Guitarというエリアでナイトイベントが始まりました。

プロレスエリア (イベント開始前の説明段階なので、画像▼はまだ観客が少ないです)

クラブエリア

スナック&カラオケエリア

マッスルバーでマッチョのお兄さんと子供が腕相撲してたり(マッチョさんが負けてあげていました)、とっても面白そうな空間でした。

1人だったし、翌日に備えて休みたかったので、ぐるっと見学してみた程度ですが、キャンパー向けにこういうイベントがあるのはいいですね。

キャンプサイト

テントを張るキャンプ3回目にして、キャンプインフェス参加。
そして、車なしでの参加で、何かと不安も多かったのですが、無事過ごせましたので色々紹介します。

まず、荷物ですが、テントや調理道具、ポータブル電源や小さい扇風機など、スーツケースに入るだけ詰めて事前に会場に宅急便で送付していました。

テントサイト受付にて送った荷物を受け取るので、荷物を運ぶ距離がすごく短く済みます。
テントサイトが小高い場所にあり、駐車場からカートに乗せて荷物を運ぶのはなかなか大変そうでしたので、宅急便で送っておくのはいいかもと思いました。

テントはPomolyのDune Soloで、初張りだったため、事前に部屋で試し張りしてみました。

ポールがビヨーンとなって、壁紙や照明器具など傷つけないようにするのが大変でしたが、ぶっつけ本番では組み立て方法が分からず途方に暮れそうでしたので、事前に練習しておいて良かったです。

テントサイトには女性専用エリアがあり、そこに張りました。テントサイト受付前に設定されていて、周囲も女性ばかりのテントというのは安心があって、とても良かったです。
他のエリアより空いてましたしね・・・

この日の午前中は雨で、バスで会場に向かう間もなかなか激しい雨でした。雨の中の設営をやったことがないので心配していたのですが、設営を始めた12時頃には雨がやんで安心しました。
地面はぬかるんでたので、荷物だけでなく服にも泥がついて大変でしたが、雨が降っていないとザックやスーツケースの荷物を広げたままにできるので大分楽です。

ここをキャンプ地とする

ぬかるんでいて、テントを一面に広げるのは躊躇したので、部屋で試し張りした時とは勝手が違って戸惑いましたが、無事テントを設営できました。

奥に見える青いタープは、テントサイトの受付です。

残った荷物を全部テント内に運び入れたりと、なんだかんだで1時間ほどかかり、アップダウンの激しい道を経て会場のフードエリアまでランチ調達に行く気力は無かったので、中津川駅前のにぎわい特産館で朴葉寿司を買っておいて大正解でした。

このテント(Dune Solo)、前室が広くてとてもいい!
インナーテントで寝転んでの景色。

テント内でバーナー使うこともできます。

テントサイトの雰囲気

夜は消灯時間の22時までは、グランドの照明が煌々とついていて明るいです。

テントサイト受付から見て1番奥に、トイレとシャワールームのある建物とその手前に1店舗のみ出店がありました。

テントサイト内で食べ物とお酒が調達できるのは便利でした。
そして、このお店では日用品やカップラーメンも販売していました(ポットにてお湯の準備もあり)。

シャワールームにはコイン式のシャワーが2つあります。

2つだけなので、21時のライブ終了直後にのぞいた時は、待ちの列ができていましたが、24時過ぎに行ったところ、ほとんど待たずに使用できました。
Google Mapで徒歩15分ほどと表示されるゴルフ場のお風呂も有料で利用できるようですが、ひと気のない山道のようなので、女性1人で徒歩で行くのは厳しいかなと思います。

トイレはこの建物に6つある以外に、近くに仮設トイレもありましたので、ほとんど待つことなく利用できました。

1日目は午後からは雨が上がり、ライブのある時間帯には雨が少しぱらつくことがある程度で何とか天気が持ちました。
ただ、夜中は激しい雷雨でなかなかの洗礼〜💦
雨はテントに浸水することもなく問題なかったのですが、雷がずっとゴロゴロしていて、これはグランドに落ちたらどうなる??と思っていました。
一般的なキャンプ指南では、雷が鳴り始めたら、雷が落ちた場合にテント内は危険なので、車の中か管理棟に逃げ込むべしとなっています。
私のように公共交通機関で来ている人は車に逃げることもできないですし、車で来ている人も、数少ないオートキャンプエリアをゲットできた人以外は離れた駐車場に停めているので、雷の中わざわざそこまで移動するのも難し目に思います。
キャンプ場ではなくてグランドなので、管理棟もありません。トイレやシャワールームのある建物だったら避難用に使えるかな・・・
何もなかったから良いですけど、天気が崩れそうな場合は、こちらでの徒歩キャンプは控えた方が良いかもしれませんね。

まとめ

キャンプでは真夜中の雷雨にあいましたが、フェス自体はとても楽しかったです。
Omoinotake、Glim Spanky、レトロリロン、Penthouse、iriなど、今の若いアーティストの人たちは本当に歌が上手い人が多いと思いました。
以前、一般的に有名なアーティストは全くいない中規模の音楽フェスに行った時に、演奏はめちゃカッコいいのに、歌を歌い始めたら下手っぴでズコーっとなったことがあるのですが、今回は喉から音源みたいな人のオンパレードで、メジャーデビューしていて売れている人たちは全然違うと感じました。
やっぱり歌モノは歌唱力が全てと痛感して、ここ数年Toshlファンなのも自分で納得しました。
メジャーなアーティストが多く参加するこのフェス、また参加したいです。

そして、2日目にお目当てのiriさんのステージを見た後に帰路についたのですが、中津川駅でラッキーなことが。
中津川駅に同じ特急しなのに乗るためiriさんがいらっしゃいました。
まさかさっきまでステージにいた人が同じホームにいるなんて思わないので、最初は全然気づかなかったです。
中津川の駅の売店に少しだけ栗菓子などお土産が売っているスペースがあって、そこで商品見ていた時に実はすぐ近くでiriさんもお土産見ていたのでした。
その時に、iriさんが業界風アーティスティックなイケオジの方ともう1人若い女性の方と、駅前の和菓子店がまだ開いているようだったから気になるという話をしていて、イケオジの方が、自分は昨日から中津川に泊まっているけれどもそのお店は20時には閉まっていたと言っていて、この人達は会社の研修で中津川に来ていて(研修内容によって宿泊日数が違う)上司と部下の若い女性達が会話しているのだと思い込んでいました。
皆さん、サラリーマンとは違うおしゃれな雰囲気でしたが、会社のデザイン部の人達もあんな感じなので、中津川には色々なメーカーの工場があるし、その関係かもと思い。
今思うと、イケオジの方はバックバンドの方で、もう1人の若い女性はiriさんのマネージャーだったのだと思います。
その後、ホームに佇むバックバンドメンバー含めた一団のオーラや「あのグレーのワイドパンツはもしかして!?」と服装で気づいて(iriさんのステージ衣装が「栗きんとん」カラーのタートルニットにグレーのワイドパンツという彼女らしいシンプルだけどかっこいいファッションで、あのグレーのワイドパンツ素敵、どこのだろう〜と思いながらライブを見ていたので)、先ほどの売店ですぐ近くにいた若くて可愛くておしゃれな女の子は、OLさんではなくiriさんだったのかー!とビックリしたのでした。

最初、同じ号車のところで待たれていたので「しかも同じ車両に乗っちゃう!?」と思っていたのですが(恐れ多くて近づけなくて、私は不自然な場所で待機)、マネージャーさんが間違えていたようで、別の場所に移動されてました。
そりゃそうでしょう、出演アーティストなんだし、グリーン車に乗るでしょう。

今回のステージを見て、iriさんが本格的な推しなったのですが、推しとこんなに接近した場所にいたのは、恐らくこれが最初で最後になるだろうな〜と思っています。イベント終わりに良い思い出ができました!

スポンサーリンク