3日目は、早朝から平湯温泉から上高地へ行き、お昼頃に平湯温泉に戻ってきて、名古屋への岐路へつくというスケジュールです。
上高地へは去年の5月にも行きましたが、その時と全く同じコースを行きました。
朝6時に平湯温泉発のバスに乗り、大正池で降ります。
大正池のほとりから散策道に入ります。
散策道に入ってすぐに、去年、一心不乱に藻を食べていて全く水上に顔を出さなかった鴨がいた場所に着きます。
やっぱりお食事に夢中な鴨さん達がいましたが、去年は2匹だったところ、7～8匹以上はいました。
「怪奇！首なし鴨の沼」とでも名付けたい。
しばらく行くと田代湿原に到着します。
去年とは行った時間帯が違うため、手前の景色は日陰、後ろの穂高連峰などの山々は白く輝く、という感じで、行く時間帯によって様々な表情を見せてくれるのだなと感じます。
田代橋や穂高橋からの景色。
梓川左岸の道を河童橋方面へ向かいます。
ああぁぁ、やっぱり梓川は青く澄んでいて綺麗
河童橋に着きました。
この時点で7:40くらいで、早朝ということもあり、いつになく空いています。
同行者Yちゃんは、以前、上高地に行った際にとにかく人の混雑がすごくて、上高地に良いイメージがなかったということでしたが、「こんなに空いてるんだったら全然いいなぁ」と言ってました。
ここまでの道中もあまり人に会わず、早朝の上高地の清々しい雰囲気を満喫できました。
ほんと、ピークの時間帯の河童橋の周辺は、ヘタな地方都市の繁華街よりよっぽど人でごった返していますしね。
河童橋からの眺め。
ゆっくり見れてお気に入りの河童橋から梓川右岸道を少し進んだところ、ホテル白樺荘北側にある展望台からの眺め。
こちらにあるベンチでしばらくお菓子やお茶飲んで休憩していました。
河童橋から北も、去年同様に右岸コースを進みます。
岳沢湿原。
やっぱり水辺の景色に目が奪われます。
折り返し地点の明神橋近くまで来ました。
ここからが去年とは違う点なのですが、明神池近くの、岩魚の塩焼きで有名な嘉門次小屋に立ち寄りました。
1人ではちょっと入りづらそうで、まぁいいか、となるのですが、今回は同行者Yちゃんがいるので、行ってみよう！ということになりました。
もちろん、岩魚の塩焼きを注文。
朝10時前という時間帯と、まだこれから明神橋から河童橋まで引き返す行程が残っているため迷いましたが、やっぱり美味しい物食べる時はお酒あった方がいいということで瓶ビール注文していまいました(^^;
昔ながらの囲炉裏端の席もあり、とても風情があります。
「お嬢さん方(?????）がせっかく撮ってくれるんだから笑わないと」と素晴らしい笑顔を頂きましたが、ブログ掲載につき、お顔を隠させていただきます･･･
川にせり出した所でお店の方が串打ちをされているのですが、時おり、カーン！カーン！カーン！と激しく何かを叩く音が聞こえてきます。
どうやら、岩魚の頭を打って脳震盪を起こさせているようです。ひょえ～っ。
活きの良いうちに串打ちするから美味しいのでしょうね。
嘉門次小屋を出たら、明神橋を渡って梓川左岸の道を河童橋へ引き返します。
この道はひたすら森の中の道という感じ。
お酒飲むと利尿作用がやたら働くので、必死にできる限り早歩きで河童橋方面まで行きました。
河童橋に着いたのは11時頃ですが、行きと比べると、穂高連峰の上にかなり雲が出てきていました。
やっぱり早ければ早いほど、景色が良さそうです。
午後12時前の平湯温泉行きのバスに乗り、岐路に着きました。
————- 今回の旅のその他いろいろ ————-
■交通
飛騨路フリーきっぷを利用しました。
名古屋⇔高山の往復特急電車と高山⇔平湯温泉のバスをカバーしています。
レール＆バスコースだと、名古屋市内から、1人用12370円、2人用18660円（1人あたり9330円）で、1人用でもほぼ名古屋⇔高山の往復特急電車くらいの値段でバス乗車券が付いてくるという状況ですが、人数が増えれば増えるほどお得になります。
新穂高ロープウェーの方まで足を延ばしたり、下呂温泉などに途中下車したら、さらに有効に使えそうです。
■宿泊
平湯温泉街にある安房館に2泊しました。
素泊まりで1泊あたり1人6000円ほどでお値打ちですし、平湯バスターミナルから徒歩2分弱でとても立地が良いです。
乗鞍岳に行く日は午前3時半、翌日の上高地へは早朝6時のバスに乗ったため、バスの出発地点の平湯バスターミナルへの距離は重要です･･･
他に良かった点としては、1泊につき1人1枚、合計2枚の「ひらゆの森」の入浴券が付いてきたことです。
乗鞍岳と上高地からそれぞれ戻ってきたら「ひらゆの森」の広くて多数の種類ある露天風呂で疲れを癒せて良かったです。
■平湯温泉での食事
2泊とも早朝出発で素泊まりにしたので、夕食は外食です。
安房館からも近い、平湯民俗館内にある「お食事処 禄次」に行きました。
この平湯民俗館の施設がどこも綺麗でセンスの良い感じで。
無料の休憩所も趣があるし、
禄次も古民家を改築した素敵な空間でした。
お料理も美味しかったし、スタッフのＴシャツを見る限り、ひらゆの森が運営しているようで、納得の安定感でした。
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