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新緑の奥飛騨ひとり旅③~北アルプスの絶景!新穂高ロープウェイ~

上高地散策し、平湯温泉の平湯館に泊まった翌日は、新穂高ロープウェイに乗りに行きました。
上高地や平湯温泉にはよく行っていましたが、新穂高ロープウェイまで足を延ばすことはなく、22年ぶりくらいにやって来ました。

平湯温泉からは濃飛バスで約40分です。
高山からバスにのり、平湯温泉に近くなってくると「北アルプスの近くにきた!」という感じで、山の迫力に凄みが増してきて、平湯にきた~と感じるのですが

平湯から奥はさらに、山の迫力が増していくのでした。

途中、福地温泉の温泉街を抜けていくのですが、福地温泉の雰囲気が予想外に良くて、個々の旅館のレベルも高そうで、いつか泊まってみたいと思いました。

新穂高ロープウェイのバス停を降りると、ザ・北アルプスな山々がお目見え!

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ロープウェイで一気に標高2146mへ

バス停を降りるとすぐに第一ロープウェイの駅・新穂高温泉駅があります。

新穂高ロープウェイは、第一ロープウェイと第二ロープウェイを乗り継いで標高2157mにある展望台へ行きます。
新穂高ロープウェイ全体の概要については、こちらの楽天トラベルの記事が詳しくてよく分かります(他力本願…。でも、実際に行った人から見ると、パーフェクトな案内だと思います)

👉新穂高ロープウェイで、北アルプスの絶景を気軽に体験! 【楽天トラベル】 (rakuten.co.jp)

ロープウェイは一気に標高を上げていきます。

第一ロープウェイの終点の鍋平高原駅で降りて、徒歩1分ほどで第二ロープウェイの乗り場である しらかば平駅に到着します。第二ロープウェイは日本唯一の2階建てゴンドラです。

第二ロープウェイの最終地点の西穂高口駅は4階建ての建物になっています。

まずは何といっても、屋上展望台に向かいます。

わぁー、北アルプスを一望! 天気悪いけど。

正面にある笠ヶ岳はよく見えています。

右手側にある、前日の上高地からは良く見えていた穂高連峰は雲に隠れがち。
槍ヶ岳のてっぺんも見えません。

でも、昨日は、あの山の裏側にいたんだなぁと思うと、なんだか感慨深かったです。

日本一高い場所にある「山びこポスト」からお手紙を出すことができます。西穂高口駅の売店ではがきも売っています。

ちなみに、標高2000mの場所なので、5月下旬でも気温4℃ほどです。
ユニクロのウルトラライトダウンをバッグにしのばせていたので、西穂高口駅に着いてからはマウンテンパーカの下に着ていました。

しばらく景色を見た後は、屋上展望台の一つ下の階にある「軽食喫茶マウントビュー」へ。

ここでは気になっていた頂チュロスとコーヒーをいただきました。

こちらは窓が穂高方面に向いてるので、晴れて穂高がよく見える日は特に良さそうです。

軽食喫茶マウントビューのあるフロアからは、千石園地と呼ばれる散策路へ降りることができます。

まだまだ雪がたくさんあります。

その後、売店など見た後、第二ロープウェイに乗って地上へ戻りました。
帰りのロープウェイでは一番前の場所に乗れたので、雰囲気をおすそ分け。

 

上りのロープウェイとすれ違うときはアナウンスがあり、お互い手を振りあったり。

しらかば平駅は、周囲に白樺が多いからその名前となったようですが、しらかば平駅が近づくと新緑の若葉色がとても綺麗でした。

第一ロープウェイに乗り換えて、新穂高温泉駅に戻ってきたら、売店をチェック。
第一ロープウェイに乗り場の新穂高温泉駅、第二ロープウェイ乗り場のしらかば平駅とその周辺、最終地点の西穂高口駅には、それぞれ売店やレストラン、温泉施設など、様々な施設があるため、ロープウェイでの移動以外にもいろいろ楽しめます。
普段は、旅行先で食べ物以外を購入することはほとんどないのですが、新穂高ロープウェイの売店にはYamasankaという山でしか買えないブランドのグッズが売っていて、どれも可愛くてセンスが良くて、思わず、ピンバッジを2つ買ってしまいました。

ほんとは1つで良いと思っていたのですが、下りのロープウェイの乗車時間までの時間を潰すため、西穂高口駅の売店を見ていて、ピンバッジを買うなら雷鳥のものが欲しい!と思っていたのですが無かったので、レトロな山ガールのピンバッジにしました。
麓の新穂高温泉駅に戻ってきたら、こちらの方が品ぞろえが充実していて、念願の雷鳥バッジもあったので購入しました。
2つ並べてつけた方が可愛くなりそうですしね。

山小屋に泊まったときに、ザックの取り間違いを防げそうです。
…って、今後、小屋泊するような登山に行くことがあるのか不明ですが。
そもそも、ピンバッジつけたザックは20Lで日帰り登山用ですが。

3年前の乗鞍岳登山で初めて雷鳥を見て、そしてお尻フリフリで道案内してもらってから、雷鳥さんが大好きなのですが、

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穂高温泉駅の売店は、雷鳥グッズ売り場が可愛すぎでした♪

「雷鳥の日曜日」、シュールで可愛い。
上の画像の、オコジョ&ライチョウのシリコンフットマグネット、オコジョが雷鳥をムギューってしていて萌え~っ💕と思って購入を迷いました。
オコジョについてよく知らなかったから、オコジョについてネットで調べたら、すごく可愛い小動物でしたが、見かけによらず気性が荒く肉食なようで、雷鳥を捕食してしまうようです。
ムギューが別の意味のように思えて怖くなってしまいました。

新穂高ロープウェイでの滞在時間

事前に新穂高ロープウェイの所要時間を調べたのですが、いまいちよく分からなかったので、私の滞在時間を記録しておきます。

【上り】
第一ロープウェイ(新穂高温泉駅→鍋平高原駅)毎時0分・30分発 …9:00乗車(所要時間約4分)
第二ロープウェイ(しらかば平駅→西穂高口駅)毎時15分・45分発 …9:15乗車(所要時間約7分)

【下り】
第二ロープウェイ(西穂高口駅→しらかば平駅)毎時15分・45分発 …10:15乗車(所要時間約7分)
第一ロープウェイ(しらかば平駅→西穂高口駅)毎時15分・45分発 …10:30乗車(所要時間約4分)

最初のロープウェイに乗車してから戻ってくるまでに約1時間半で、終点の西穂高口駅での滞在時間は約50分というところです。
上りのロープウェイに乗車していた人たちの多くを、帰りのロープウェイでもお見かけしましたし、ツアーの団体さんも行きも帰りも同じロープウェイだったので、これが標準的な滞在時間かもしれません。
もう少しゆっくりできる場合は、先にも書いたように各駅やその周辺にレストランなど様々な施設があるため、寄り道しながらロープウェイで上ったり下ったりすればよいかと思います。

新穂高ロープウェイ 次回の目標

平湯温泉や上高地はちょくちょく行っていたのに、新穂高ロープウェイへ行ったのは20年以上ぶりとなったのは、新穂高ロープウェイに乗るのは西穂高登山の時にと思っていたから。
他にも行きたい山もあるし、当分実行できそうにないので、今回行ってみようと思いました。

西穂高登山といっても、西穂高岳山頂への登頂は、日本でも有数の難コースで危険です。
そんな登山スキルはないので、頑張っても西穂独標、無理せず行けるのは丸山までです。

今回、平地には全く雪もないことなら、もしかしたら丸山まで行けるかも!?と思っていたのですが、ロープウェイ終点の西穂高口駅から丸山手前の西穂山荘までは積雪がかなり残っていて冬山装備必須のようだったので、諦めました。
いつか夏山シーズンに丸山まで行ってみたいと考えています。

[2023年9月追記]
2023年の夏に丸山まで登ってきました! 新穂高ロープウェイの優先券情報もあります。

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そして、天気が難しい。
今回、なるべく天気の良いときに行けるよう、2週連続で金曜日を有給または半日有給にして、宿もどちらの金曜日でも押さえておくなど、どちらか天気の良い方の週末に行けるようにしました。
連日、数時間おきに2週間天気の更新された予報を見て一喜一憂していたのですが、翌週末の方が天気が悪くて、今週はなかなか良さそうだと思って、最初の週末の方で行くことに決めました。
だけど、結局は、2日前までは良い予報だったのに、急変して実際は2日とも曇りで、時たま小雨…
新穂高ロープウェイに行った日に名古屋へ戻ったのですが、翌朝起きたらピーカン晴れ。
あああぁ、1日ずらせば良かったかなぁ…と思って、旅行前まで日課になっていた新穂高ロープウェイのライブカメラを見たら、あれ…?

真っ白で何も見えない! 確実に前日より視界不良。
ウェ~イ!と両手あげてる若者たちが写っていますが、確実にネタとして写真撮っているのでしょう…
山の方では前日の天候不良はしばらく引っ張るようですね。

何かと予想が難しい山の天気ですが、天気良さそうな日を狙って、いつか西穂高の丸山まで登りたいです。

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