前回の記事で2泊3日の日程を掲載しましたが
4/19(金)~4/21(日)と2泊3日で熊野三山(熊野速玉大社 · 熊野本宮大社 · 熊野那智大社)を周る旅に行ってきました。 宿泊は2泊とも紀伊勝浦でした。 2泊3日の旅程 名古屋からですと、JR東海の南紀・熊野古道フリーきっ[…]
今回は1日目についてになります。
日程 | 時間 | 移動区間 | 移動手段 | メモ |
1日目 | 8:02ー11:56 | 名古屋駅ー紀伊勝浦駅 | JR特急 南紀 指定席 | ランチは電車移動中に。 |
12:25ー12:44 | 紀伊勝浦駅ー大門坂 | 熊野御坊南海バス | 大門坂バス停で下車し、熊野古道の風情が色濃く残る大門坂を経由して熊野那智大社へ。 | |
14:24ー14:48 | 那智の滝前ー紀伊勝浦駅 | 熊野御坊南海バス | 熊野那智大社参拝の後は、那智の滝へ。那智の滝をご神体とする飛龍神社鳥居前のバス停より乗車。 | |
この後は、観光桟橋から送迎船に乗ってホテル浦島へ日帰り温泉入浴へ。送迎船で紀伊勝浦駅方面に戻ってきた後、駅前の居酒屋bodaiで夕食。 |
熊野那智大社と那智の滝
1日目の主な目的地は、熊野那智大社と那智の滝、ホテル浦島での日帰り温泉です。
特急南紀で紀伊勝浦駅に12時頃に到着し、まずは熊野那智大社へ向かいます。
紀伊勝浦駅
バスの出発時刻は12:25なので、宿泊先に荷物を預けに行くにはちょっとバタバタしてしまうので、荷物は駅のロッカーに預けました。
バスに乗り、まず向かったのは、熊野那智大社の手前にある大門坂。
熊野那智大社の手前は、熊野古道の情緒を色濃く残す大門坂となっており、こちらを歩いて熊野那智大社に向かうのが王道コースのようです。
大門坂のバス停で降りてもそれらしきものは見当たらないのですが、バスの運転手さんが進行方向に100m歩いた左手側に入口があると案内してくださるので、皆さん降りた後はその方向へ歩き出します。
大門坂の入口に着きました。
最初は脇に民家などもある道ですが
すぐに写真で見たことあるような熊野古道の雰囲気たっぷりの景色になります。
15分~20分くらいで登れると思いますが、ひたすら石段の登りでなかなかキツいです・・・
大門坂を登り切った後も、ひたすら階段を登り、熊野那智大社までたどり着くのは、なかなかの修業です。
やっと着きました。
(しかし、たくさん写真を撮ったのに、本殿の画像がないことに気付いて公式サイトからの拝借画像・・・)
熊野三山では、熊野の神様のお使いということで、八咫烏が祀られています。
境内からは、那智の滝を見ることができます。
いつか見ていたいと思っていた那智の滝、やっぱり壮大で感激!
だけど、那智大社のすぐ裏に那智の滝があるものだと思っていたので、あれ?遠い??という感じでした。
近くまで行きたいと思い、三重塔まで行ってみました。
まだまだ遠い、すぐ目の前に滝がある画像を見たことあるのだけど・・・
そのため、標識に従って、三重塔の前の道をどんどんくだっていきました。
那智の滝から熊野那智大社へ向かうコースを薦めているサイトもありましたが、逆方向から登ってくるのはなかなか辛そうと思わせる道・・・
一旦車道へ出ました。
階段を下りてすぐに那智の滝前のバス停がありました。
そして、その先には那智の滝をご神体とする別宮の飛瀧神社の鳥居があります。
この鳥居からも森の中のアップダウンのある道をしばらく歩き・・・
見えてきました、那智の滝!
近くで見ると、本当に壮観です!
社務所で受け付けをして、より滝を近くで見ることのできる観覧舞台へ向かいます。
より近くで、正面に見ることができます。
本当に神々しい景色で、日本人なら一度は見ておくべき滝だと思いました。
動画の方がより神々しいので、お時間があればこちらもご覧ください。
0:38頃から熊野那智大社です(熊野三社巡りといいながら、半分以上が那智の滝の動画・・・)
ホテル浦島の洞窟温泉
那智の滝前のバス停からバスに乗り、15時前に紀伊勝浦駅に戻ってきました。
その後、駅のコインロッカーから荷物を出し、宿泊先にチェックインして少し休んだ後、港の方にある観光桟橋へ。
那智勝浦は温泉も多数あり、熊野三山以外に温泉を楽しむことも目的だったので、有名なホテル浦島の洞窟温泉へ向かったのでした。
観光桟橋から送迎の船に乗っていきます。
待っていたのは外国人のお客さんが多く、ホテル浦島の可愛い亀さん型の船が見えた途端、皆さん大喜びでした。
船内
長閑な景色を眺めながら、しばし船旅を楽しみます。
送迎のための船のため、もちろん無料です。
ホテル浦島に到着です。
ホテル浦島は、本館、日昇館、山上館とあり、とにかく巨大な旅館です。
日帰り温泉でも、4つすべてのお風呂に入ることができます。料金は1500円ですので、お得です。
長い通路がたくさんあります。
まず、一番有名な洞窟温泉の忘帰洞へ。入口から既に洞窟です。
浴場の中は撮影できないため、公式サイトからの画像になります。
海に面していて、絶景を見ながら温泉につかれます。
洞窟といってもとても広々とした空間でした。
そして、日帰り温泉の受付時に、とても成分の強い温泉なので刺激を感じたら無理しないようにと説明がありましたが、確かに硫黄の匂いが強く白濁した、とても効能がありそうなお湯でした。
洞窟という珍しいロケーションだけでなく、お湯も良くて、そりゃ有名な訳だ~と納得でした。
次に、もう一つの洞窟温泉の玄武洞にも行ってみました。
こちらは、忘帰洞と比べると大分とこじんまりとした印象でした。
2つの洞窟温泉の近くには、それぞれ内湯もあります。
忘帰洞に着いたと勘違いして、内湯の磯の湯に入ったのですが、誰もいませんでした。
誰もいなさすぎて、それで、あれ?間違えた??と気付けたくらい。
ドライヤーなどのある脱衣所の洗面台が洞窟風呂では満員になりがちだったので、身支度は内湯で済ますという手もあるかもしれません。
2時間ほど温泉を楽しんで、また紀伊勝浦駅方面に戻るべく、船に乗りました。
ちょうど夕焼けが綺麗な時間帯でした。
おひとりさまにも優しい居酒屋 bodai
紀伊勝浦駅方面に戻り、19時から予約していた居酒屋 bodaiに行きました。
紀伊勝浦駅の真ん前、徒歩数十秒という場所にあります。
おしゃれなゲストハウス&カフェのある建物の1階にあり、店内もスタイリッシュ感がありました。
カウンター席があるため、一人でも気楽です。
まず注文したのはビール!ですが、料理では名物の鮪中とろカツを。
レア状態のカツとか自分で作れないし、本当に美味しかったです。
一緒に写っているイイダコの煮付けも柔らかくて美味しい。
最初は、駅前の飲食店の並ぶ大通りの居酒屋を予約しようとしたのですが、17時からなら良いけど、週末の19時からは一人の予約は受け付けられないと言われてしまい(涙)
そのため、食べログのレビューも高くて、おしゃれな空間で気になっていたこちらのbodaiに電話してみたのですが、快く19時からでも1人の予約を受け付けてくださったのでした。
それだけではなく!
鮪中とろカツ以外は、ハーフポーションもできますよということで、1人向けに少量ずつ出してくださったのでした。
しらすのかき揚げ
焼きアボカド
どれも美味しかった。
ドリンクは、和歌山の名酒 太平洋も追加
最初にメニュー見たときに、「ヤバ、ちょっと単価高めかも・・・」と焦ったのですが、ほとんどの料理をハーフポーションで出してもらったおかげで、色々食べてビールと日本酒飲んでもお会計は4100円で、とってもリーズナブル!!と思いました。
金曜日の夜で、観光客以外に地元の会社帰りらしき人達もいて満席状態で、人気があるのも納得なお店でした。
ゲストハウスおと
宿泊は、紀伊勝浦駅から徒歩約5分ほどの所にある「ゲストハウスおと」に2泊しました。
HPを見ても分かる通り、ほどよい古民家感と可愛い&おしゃれが詰まった、素敵な空間でした。
那智勝浦町にOpenしたゲストハウス。apARTment福寿荘という長屋の2階にあります。…
長屋をリノベーションした複合施設「apARTment福寿荘」の2階部分がゲストハウスになっています。
1階部分には、ゲストハウスと同じオーナーさんが経営する自然派食品のセレクトショップ&カフェのIRODORIがあります。
それ以外に、雑貨のセレクトショップや手作りコスメなどハイセンスなお店が入店しています。
ゲストハウスの入口
ここから階段を登ります
真ん中に自由に使用できる広いリビング、共同キッチンがあり、ここから各部屋につながっています。
食器やキッチン家電が揃っています。
洗面台の奥にはシャワーブースが2か所あります。
蛇口やドアの建具など、どれもアンティーク調で可愛くて、オーナーさんのこだわりが感じられます。
お部屋は、女性専用の8人分のベッドのあるドミトリーと個室が2部屋あり、私は個室の方に宿泊しました。
もう1部屋は少し広めで、デスクとチェアがあるようです。
金曜日と土曜日の宿泊でしたが、2泊で13000円弱で宿泊することができました。
ゲストハウスの建物の真裏には、同じオーナーさんが営む「うみまち食堂」があり、こちらもまた何とも素敵な建物です。
こちらには2泊目の晩にお邪魔しましたので、また次回に・・・