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熊野三山ひとり旅~驚愕コスパの南紀・熊野古道フリーきっぷ 2泊3日の旅程~

4/19(金)~4/21(日)と2泊3日で熊野三山(熊野速玉大社 · ‎熊野本宮大社 · ‎熊野那智大社)を周る旅に行ってきました。
宿泊は2泊とも紀伊勝浦でした。

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2泊3日の旅程

名古屋からですと、JR東海の南紀・熊野古道フリーきっぷという驚愕コスパのフリー切符で行くことができます。

JR東海

JR東海の主な駅情報・列車情報、きっぷ、運賃・乗換、時刻表、路線図などをご案内しています。| JR東海…

なぜ驚愕コスパかというと、熊野三山を全て公共交通機関のみで周ろうと思うと、下記の通りかなりざっと計算しても合計20,100円ほどかかるのですが、なんとこの全てをカバーしている南紀・熊野古道フリーきっぷの中辺路コースは9,970円で購入することができます

◆名古屋⇔紀伊勝浦 15,720円(ワイドビュー南紀 指定席)
◆紀伊勝浦⇔熊野那智大社 1,260円(熊野御坊南海バス)
◆新宮⇔熊野本宮大社 3,120円(熊野御坊南海バスなど)
 ※熊野速玉大社は新宮駅から徒歩でも行けます

この切符での名古屋方面と熊野方面の移動はワイドビュー南紀の指定席で、その金額だけで比較しても約2/3です。
ただ、バスは熊野御坊南海バスのフリー切符になるのですが、いずれも本数はあまり多くないため、熊野三山全てを周ろうと思うと、電車やバスの乗り継ぎ時間や滞在時間を熟慮する必要があります。
その参考までに、今回の2泊3日のタイムテーブルを掲載します。

日程 時間 移動区間 移動手段 メモ
1日目 8:02ー11:56 名古屋駅ー紀伊勝浦駅 JR特急 南紀 指定席 ランチは電車移動中に。
12:25ー12:44 紀伊勝浦駅ー大門坂 熊野御坊南海バス 大門坂バス停で下車し、熊野古道の風情が色濃く残る大門坂を経由して熊野那智大社へ。
14:24ー14:48 那智の滝前ー紀伊勝浦駅 熊野御坊南海バス 熊野那智大社参拝の後は、那智の滝へ。那智の滝をご神体とする飛龍神社鳥居前のバス停より乗車。
この後は、観光桟橋から送迎船に乗ってホテル浦島へ日帰り温泉入浴へ。送迎船で紀伊勝浦駅方面に戻ってきた後、駅前の居酒屋bodaiで夕食。 
2日目 7:30ー8:11 紀伊勝浦駅ー神倉神社前 熊野御坊南海バス 紀伊勝浦から新宮はJRではなくバスで行き、最初の目的地の神倉神社近くで下車。
8:50ー9:10 神倉神社ー熊野速玉大社 徒歩  
9:30ー9:50 熊野速玉大社-新宮駅 徒歩 本宮大社へのバスの時間(10:54)まで時間があるため、熊野速玉大社前にバス停があるものの、一旦歩いて新宮駅まで行く。駅周辺のカフェなどで時間を潰す。
10:50ー11:48 新宮駅ー大斎原前 熊野御坊南海バス 熊野本宮大社の少し手前の大斎原前バス停で下車し、大斎原に参拝してから熊野本宮大社へ。参拝後はランチ。
13:25ー14:24 本宮大社前-新宮駅 熊野御坊南海バス  
15:04ー15:21 新宮駅ー紀伊勝浦駅 JR特急 くろしお
指定席
紀伊勝浦駅に戻るのに、JR鈍行やバスの選択肢もあったが、移動疲れして一番移動時間の短い全席指定席のJR特急くろしおに。
この後は、駅前の日帰り温泉施設「玉の湯」へ。宿泊先「ゲストハウスおと」の部屋で新宮で購入したサンマ姿寿司を食べた後、宿泊先のすぐ裏にある「うみまち食堂」で晩酌。
3日目は特に何もしていないため、熊野本宮大社から新宮駅に戻ってきた後、そのままワイドビューで名古屋に戻る旅程もありだと思います!
3日目 12:25ー16:12 紀伊勝浦駅ー名古屋駅  JR特急 南紀 指定席 この日は、天気が悪いこともあり、適当に紀伊勝浦の街をふらふら。
勝浦漁港にぎわい市場などでその日の晩酌用の総菜を調達したり、「めはり寿司ニ代目」で勝浦名物で昼飲みしたり。

JR特急 南紀

お得な切符情報はしつこく追っているものの、車両については全く詳しくない私。
ワイドビュー南紀では海側に座ると良いということと、先頭車両の一番前の席は展望席となっているというネット情報を見て、e5489で予約する際に「座席表から座席を選ぶ」にして、先頭車両の一番前の席をゲット。

しかし、いざ乗ってみたら・・・

パノラマ展望どころか、目の前が荷物置き場、窓も他の座席の半分・・・(泣)
ワイドビュー南紀やワイドビューひだ等、ワイドビューと言われていた「キハ85系」の車両が引退して、「HC85系」という新型車両に置き換わったようですね。

最前列はパノラマ展望席というのは、前の車両の情報を見ていたようで💦
どうりで、競争率高そうなのに、e5489での購入時に最前列ガラガラだった訳だ(笑)

最前列は足元が少し広めなのと、テーブルが通常席の倍くらい広いのは良かったです。
4時間近い乗車時間につき、朝ご飯→おやつ→昼ご飯と食べ物を広げる機会も多く、スマホとiPad mini置いたりしたりしていたので。
座席にコンセントが付いているのも、長時間乗車にはありがたい。

窓も真横を向けば普通に景色は見えました。
やっぱり、名古屋から紀伊勝浦方面だと、進行方向左手側の窓側席(D席)にして正解。
三重県熊野市より奥は行ったことがなかったのですが、海が沖縄ばりに青くてビックリだったし、とても綺麗でした。

沖縄に幾度となく行っていますが、あのエメラルドブルーの海にとても惹きつけられてという理由が大きいのですが、本州でもこんな青い海が見れるなんて。

今回は主に全体の旅程紹介で、次回より1日目からの詳細を綴っていきたいと思います。

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