C’est beau la vie.  Life is Beautiful.  人生は美しい。

冬の京都ひとり旅~食べたところ・泊まったところ~

3/8(金)~3/9(土) 1泊2日の京都ひとり旅。
前回はメインの目的の龍の絵巡りについてでしたが、今回は食べたところと泊まったところについてです。

スポンサーリンク

【昼ごはん】リーズナブルに京都らしさ満喫 彩席ちもと

1日目に京都に到着した後、ランチを予約していた彩席ちもとに向かいました。
四条河原町の大通りから少し入っただけの所だけど、京都らしい雰囲気満載の西石垣通り沿いにあります。

夜は7,560円(税込)の懐石コースからですが、お昼は3,024円からあります。
この3,024円の彩点心を予約していたのでした。

カウンター席に案内されました。

日本酒を注文しました。

手の込んだ日本料理が少量ずつ綺麗に詰められています。美しい~!

お品書きも準備されています。

見た目でテンション上がりますが、さすが料亭のお料理だけに、良いお出汁の味でどれもとても美味しい。日本酒が進みます~
この綺麗なお弁当だけでなく、少し後から、名物の玉子宝楽も提供されます。

スフレのようなフワっとした食感です。
何か月か前に初めて食べた韓国風茶碗蒸しによく似た食感。
韓国風茶碗蒸しとは違って、和のお出汁の風味。
甘酢生姜を刻んだものが添えられていて、途中からこの生姜を添えて食べることにより、味変できるのも素敵。
こちらも日本酒が進み過ぎる逸品。

あとは、赤だし・豆ごはん・香の物に

最後は水物でわらび餅。

若い職人さん達が多数働いていて、所作や話し方もはんなりしていて、こういうところからも京都らしさをとても感じることができました。
このお値段で雰囲気と食事を楽しめて、立地もかなり良く、京都のランチで猛烈にオススメできるお店だと思いました。

【昼ごはん】(テイクアウト可) 和食料理人がつくる天むす 割烹 喜多

2日目のお昼は、地下鉄五条駅から徒歩9分の割烹 喜多さんへ。
このお店に行くのを諦めきれず、日帰り旅行の予定だったところ、1泊2日に変更したようなものです(笑)

お店の外観。
1か月ほど前にリニューアルしたばかりのようで、カフェのような綺麗な外観です。

夜は割烹料理ですが、昼間は天むすがメインです。
お1人で切り盛りされる店主は、祇園の有名割烹店で長年修業された方ということです。

食べログ→ヒトサラ経由のネット予約で、土曜日の11時から予約していました。
イートインは同じ11時から予約の方が他に1人、15分~30分後に到着された方が1人、いずれも1人での来店でした。
昼間はテイクアウトメインのようで、テイクアウトのお客さんも2組いました。

天むすは1個300円くらいで、イートインでは、海老・穴子・鮭を注文しました。
あとは、だしまき卵も1切れ100円で注文できるため、2切れ注文。

日本酒も注文できるということで、大将の出身地の愛媛のお酒を注文しました。
だしまき卵と日本酒の組み合わせが好きなんです~

この日は夕方には名古屋に戻っている予定でしたので、家での晩酌用にテイクアウトで、海老・明太子・鱈をお願いしました。

3つのみなのでその場でテイクアウト分を注文しても大丈夫でしたが、多めに注文される場合は事前に予約しておいた方が良さそうです。

全体的に日本料理ならではのお出汁がきいた優しい味の上品な天むすで美味しかったです。
イートインは冷めた状態のため、テイクアウトして少し温めて食べるのも、また違った感じになり良かったです。
あとは、個数を選べるので、軽めに本格的な和食を食べたい時に最適です。旅行中に毎食全力なボリュームだと胃が疲れてしまいますし・・・
今度はぜひ、夜の時間帯に訪れて、割烹料理で日本酒を飲んでみたいですね。

【晩御飯】ここでしかできない美味しい体験!ホルモン千葉

京都行きが決まり、真っ先に予約したのが、こちらのホルモン千葉。
若い頃は、京都に行くときは必ず行っていたくらいお気に入りでしたが、年とともに焼肉系を敬遠するようになり、脂っこいホルモンは特に・・・。10年以上は行っていなかったのですが、久々に行ってみたいなと思ったのでした。

お店は3年ほど前に移転して、新しい建物になっていました。
以前と同じ西木屋町通ですが、高瀬川沿いの場所にありました。

予約なしの飛び込みは、行列に並んで待つというイメージで、いつも予約して行っています。
昔は、平日の18時までの時間帯であれば予約可能だったと思いますが、今は、17時からと19時からの二部制で、土日でも17時からの方は予約ができるようです。

予約の場合は2階に案内されます。
全8席でL字カウンターになっています。
この日は、2人組×3組に、私1人という感じでした。
1人の職人さんが担当で、最初に全員に説明をされ一斉にスタート、あとはそれぞれの進み具合によってお肉を焼いてくれるという感じでした。
メニューは3498円のコースが基本となっており、自分で焼かずに、全て職人さんが焼いてくれ、ベストタイミングでお肉を食べられるというのがホルモン千葉最大の特徴ではと思います。

最初に生センマイなどの刺し物の注文をきかれますが、食べたいのですが、1人ではちょっとボリュームありすぎかな・・・というのがあり断念。
お肉の提供の合間にちょっと手持無沙汰になるので、一品料理の中から、キムチを注文しました。
昔は無かったような気がしますが、お通しで枝豆も出されたため、あれ?要らなかったかも??と思いました。
しかし、このキムチが甘辛で美味しく、合間合間にちょこちょこつまむにはとても最適でした。

一緒に映っているのは、最初に出される豚の軟骨の塩煮込み。これ、すごく美味しかった。

最初は塩だれのホルモンです。

次は黒だれのホルモン。

この鉄板もホルモン千葉の特徴の一つで、斜めに傾いていて端に穴が開いており、焼いている途中の肉汁が下に溜められる仕組みになっています。

コースの締めに、焼きうどん、または焼きそばを焼いてくれるのですが、その際にこの溜めたタレをそばに絡めるのです!

この締めの焼きうどんも最高に美味しいのですよね~
ホルモンも色んな部位が少しずつ提供され、食感がそれぞれ違うのも楽しいし、どれを食べても本当に美味しい。
同じホルモンでも、自分で焼いて食べるとんちゃんとは全く違う食べ物だと感じます。
ビールがすすみ過ぎて、生ビール3杯飲みました♪

また、予約の場合は、電話代ということでわざわざポチ袋に入った10円玉をくださったり、食後は口の中がニンニクの匂いが充満しているからか、全員に特製フリスクが配られ、こういった心遣いも素敵です。

特製フリスク、なぜにこの写真!?とちょっと面白かったのですが・・・

お肉というよりモヤシの量が多くてすごくお腹いっぱいになって、このあたりは適度にお腹一杯だと思っていた10年以上前とは違う(年をとった)と感じるところですが、やっぱりホルモン千葉でしか体験できない・食べれないホルモンのコースだと思うので、また定期的に食べに行けれたらなと思っています。

【宿泊】サクラテラス・ザ・アトリエ

1泊2日の今回の京都旅、京都駅から徒歩8分ほどのSAKURA TERRACE THE ATELIER(サクラテラス ザ アトリエ)に宿泊しました。

コロナ禍あけて、宿泊料は上がりっぱなし。
そもそも京都は新幹線で30分くらいだし、わざわざ泊まらなくても良いかも?と、最初は日帰り旅行のつもりだったのですが、こちらのサクラテラス・ザ・ギャラリーは、京都駅から徒歩6分ほどで(京都駅のコインロッカーの空きを探すのに30分以上かかったことがあるので、宿泊先は京都駅近くがベスト)、5000円弱で宿泊することができると分かり、急遽1泊2日に変更したのでした。
おかげで当初の予定プラスαで、京セラ美術館の村上隆さんの展覧会や、前から気になっていたいくつかの飲食店も行くことができたので、サクラテラス・ザ・ギャラリーさまさまです。

宿泊料がお値打ちな理由は、部屋が最低限の設備で、お風呂・トイレが共同というゲストハウスに近い形態なところだと思います。
宿泊したお部屋は、ダブルベッドの部屋で、8㎡と普通のシングルルームと比較すると狭めかと思いますが、別途は広いし最低限のものは揃っていて、特に不自由なことはありませんでした。

ベッドの下のスペースにはキャリーケースを広げて置くことができました。
そのため、狭い部屋の地面をキャリーケースが占有してしまって歩きづらい・・・ということも起こりません。

入口からすぐの所に洗面台があります。

ゲストハウス形式の宿の場合、トイレ・浴室以外に洗面台も共有というのが一般的だと思いますが、洗面台だけでも各部屋にあるというのは飛躍的に便利さが高まるものだなと実感しました。
ちょっと手を洗いたい、水筒を洗いたい、という時に部屋ですぐに洗えるのは便利でした。

洗面台のあるデスクの下はこちらの画像のようになっています。

小さい冷蔵庫とドライヤーがあります。
こちらも、ゲストハウスであれば共用のものなので、部屋にあるというのは便利でした。

お風呂は地下に共用のスペースがあるのですが、シャワーブースと大浴場のスペースが別々になっているので、シャワーだけで良い場合はシャワーブースのみでさっと済ませられます。
脱衣所にはドライヤーが1~2台のみあり、スペースもそれほど広くないのですが、部屋の洗面台で部屋のドライヤーを使ってゆっくり髪の毛を乾かすことができました。

上の画像の通り、デスク側にはコンセントをさす場所は2つありますが、ベッドの方にも2つあるため、電源の数は十分あります。

ルームウェアは作務衣のような形になっています。

一般的なホテルと違い、こういう形態の宿泊施設では、共用スペースをルームウェアのままうろうろする事が多くなりますが、生地も厚めでしっかりしており、前がはだけるようなこともなく動きやすいので、女性の方も安心して部屋の外に着ていけるものだと思います。

1階ロビーの共用スペースもとても充実しています。
フロントカウンターと、カフェ・ラウンジのカウンター&厨房が一体化した面白いつくり。
フロントスタッフがラウンジスタッフも兼ねています。

フロントと反対側は広いカフェのようなラウンジスペースになっています。

建物やお部屋もそうですが、本当にこちらは全体的におしゃれな空間です。
ラウンジではセルフでドリンクが飲み放題で、自分で豆を挽いてコーヒーを淹れるスペースや

好きな紅茶やハーブティーを選んでいれるスペースもありました。

バルミューダのトースターも置いてあるので、朝は、ラウンジで色んな国から来たゲストたちが思い思いの朝食を食べていました。
私の朝食は、Good Nature Stationの1階マーケットで購入した米粉シフォンでした♪

四条河原町のGood Nature Stationについては、下記の記事に書いています。

関連記事

明けましておめでとうございます。 2020年中に京都・大阪の旅編を完結しようとして間に合わず、ブログを書きながらの年越しとなったのでした(笑) 京都・大阪の旅、2日目。 この日は、今回の旅のメインの目的である、ミュージカル「ビリー[…]

若い外国人のゲストも多かったですが、こういった人たちにとっても、リーズナブルな上にこのホテルならではの空間や滞在も楽しめて、良い思い出になったのではないかなぁと思わせる場所でした。

 

スポンサーリンク