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伊勢神宮特別参拝ひとり旅②~二見興玉神社と月読宮~

今回、外宮と内宮以外には、下記3つの神社を参拝しました。

・二見興玉神社
・猿田彦神社
・月讀宮

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二見興玉神社

1日目は、到着したら外宮の特別参拝に向かい、その後にJR参宮線に乗って、二見浦駅から徒歩15分ほどの二見興玉神社に向かいました。
夫婦岩で有名ですね。
江戸時代、お伊勢参りの参拝者は二見浦に立ち寄り、海で身を清めて禊ぎを行ったとのことです。

JR二見浦駅を出るとすでに鳥居があります。

商店街の中を歩きます。

途中、赤福の二見店があります。

帰りに立ち寄りました。
赤福は、赤福2個にお茶がついて250円と安く、どの店舗も趣のある感じで、ついついふらっと入りたくなります。

駅からの道を真っすぐ北に向かうと、通りに突き当たりますので、右手側に回ります。
老舗旅館が立ち並び、宿場町の面影たっぷりです。

この旅館街の通りは歩かず、旅館の脇から更に北に入り、海岸線に出ました。
海岸線に沿って二見興玉神社に向かうことにします。天気が良くて気持ちがいい。

海側から見ると、さらに老舗旅館感を感じることができました。

夫婦岩と二見興玉神社。

夫婦岩の近くまで行くことができます。

二見興玉神社では、お目当ての無垢塩草(300円)を購入しました。

中には興玉神石の近くから採取された海藻が入っています。

お清めになるため、無垢塩草を身につけて伊勢神宮を参拝するか、前日にお風呂に入れて使うそうです。
宿泊ホテルの部屋の浴槽にお湯をためて、後者の方を実践してみました。

二見浦で身を清めてから参拝するのは古来からの正式ルートですが、海に入れなくても、潮風にふかれまくって十分に禊ぎができた気分になれました。

猿田彦神社と月読宮

2日目は神馬見参に合わせて8時頃に内宮を参拝した後、月読宮(つきよみのみや)へ向かいました。
120社ほどある伊勢神宮の別宮や摂社で、なぜ今回、月読宮へ参拝したかというと、御朱印をいただくためです。
私が現在持っている御朱印張は、15年ほど前に伊勢神宮で購入したものなのですが、内宮・外宮含め伊勢神宮で御朱印を頂ける7社の名前があらかじめ記載されている、言ってみればスタンプラリーのような形式のもので、月読宮の御朱印はまだ頂いていないからです。
今から20年近く前、まだ御朱印が今のように一般的になる前に、三重県出身で大学で日本文化を専攻していた友達に、伊勢神宮の御朱印張はあらかじめ別宮の名前が記載されているのがとても良いと聞いて、御朱印張を購入するなら伊勢神宮でと思っていたのでした。ちなみに、現在の御朱印張は、別宮や摂社の名前は記載されていません。

御朱印張の表紙

内宮と外宮。
内宮で購入してそのまま御朱印を頂きましたので、平静8年(2006年)に購入したことになります。

倭姫宮と伊雑宮。
7社で御朱印頂いた中では、倭姫宮が最近で、前回伊勢神宮を参拝した平成28年(2016年)です。
何年越しのスタンプラリー・・・

月夜見宮。
左は伊勢神宮関係なくて、熱田神宮です。
月夜見宮が一番最後で、その後は空白のページになるので、一番最初はやっぱり地元の馴染みある熱田神宮の御朱印にしました。

そして、瀧原宮と月読宮。どちらも空白。

久々にこのスタンプラリーを埋める気になったので、今回両方とも…と思ったのですが、調べたら瀧原宮は遠かった!
車だと伊勢神宮から1時間ほどの場所で、車に乗らない私は電車・バス移動のみになりますが、電車だと伊勢神宮から2時間はかかりそうで、地理的にも伊勢とは全く別方面と分かったので、諦めました。
いつか、JRの青空フリーパスを使用して、瀧原宮を目的とした日帰り旅ができたらと思っています。

[2023年5月追記]
検討の結果、青空フリーパスは使用しませんでしたが、瀧原宮に訪れて御朱印コンプリートしました!

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ちなみに、このスタンプラリー形式の御朱印張で得したことがあります。
伊雑宮に参拝した際、伊勢神宮からは離れた志摩市にあるにも関わらず、それなりの参拝客がいました。
というのも、当時、スピリチュアル系で有名なブログで伊雑宮が紹介されて、その影響で参拝客が増えていたのだと思います。
御朱印を頂くとき、神職さんが少しうんざりしたような様子に見えたのですが、私の御朱印張を見て「おおっ」という感じにあり、「この神宮の名前が書かれている御朱印張は珍しいものですね。結構昔になりますが、一定期間だけ販売されていたものですね」と、急にいきいきと明るい表情になったのでした。
にわかスピリチュアルおたくと思われていたところ、御朱印張を見て「この人は違うかも」という感じになったのが伝わってきました。まぁ実際は御多分にもれず、私も他の人たちと同じブログをきっかけに参拝していたのですが・・・

 

内宮から月読宮へはバスを利用して行くこともできますが、最寄りバス停のある方面へはあまりバスの本数が出ていないようで、Google Mapでは徒歩30分ほどと試算が出たので、歩いていくことにしました。

途中、猿田彦神社に立ち寄りました。
内宮のおはらい町の一番端まで行くと猿田彦神社の近くになり、内宮から遠くはない立地なのですが、いつも内宮参拝の後に他の別宮など行こうと思うと、ここまで歩いて立ち寄るのも、バスで途中下車にするのも、なかなか余裕が無くてできなかったのでした。そのため、猿田彦神社の参拝は久しぶりでした。

猿田彦さんは道開きの神様と言われています。

猿田彦神社から徒歩15分ほどで月読宮に到着です。
別宮といっても、鳥居をくぐってから森の中の参道をしばらく歩き、なかなかの規模です。

向かって右手側から、①月讀荒御魂宮 ②月讀宮 ③伊佐奈岐宮(いざなぎのみや) ④伊佐奈弥宮(いざなみのみや) と4つの社が並んでいます。
後から②→①→③→④の順番で参拝するのが正しいと知ったのですが、参拝時は順番の記載された立て札に気付かず、人のいない所から順番に参拝したような・・・

ともあれ、4つの社が並ぶ様はとても神聖な雰囲気で、内宮と比べると人気(ひとけ)がなく、静かに心穏やかに参拝することができました。

無事、御朱印も頂くことができました。
あとは、瀧原宮のみ!

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