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名古屋から日帰りひとり旅★中津川で和菓子屋めぐり

名古屋から日帰りで岐阜県の中津川市に行ってきました。
名古屋駅からJR快速電車で1時間15分ほどで到着します。

中津川市に友人が住んでいるので、毎年、友人宅を訪問がてら栗きんとんが販売される季節に中津川を訪れていました。
去年はコロナ禍真っ只中につき自粛していたので、2年ぶりです。
秋の初め頃、スーパーの和菓子売り場で「栗きんとん大福」が目に入り、買って食べてみたところ、「うーん、それなりに美味しいけどなんか中途半端。やっぱり本場中津川の栗菓子が食べたい!」と感じ、今年は中津川へ行かなければと思ったのでした。

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まずはにぎわい特産館へ

ということで、やって来ました、中津川。
中津川駅の駅前からは、中央アルプスの南端に位置する百名山 恵那山が臨めます。名山オーラがあります。ほんのりと冠雪しているのが良い感じです。

岐阜県内有数の栗の産地である中津川では、栗きんとん発祥の地と言われ、栗菓子を中心に販売する老舗の和菓子屋が多数あります。このような「栗きんとんマップ」も作られています。

その中でも「すや」と「川上屋」が特に有名で、これらのお店の栗きんとんや季節になると、名古屋のデパートで販売されていることもありますが、栗きんとんは原料が栗と砂糖のみで賞味期限が2~3日のため、多くは出回ることはありません。また、名古屋市内で販売されるものは賞味期限を長くするために防腐剤が入っているという噂もありますが、真偽のほどはわかりません・・・
また、そぼろ状にした栗きんとんを餅にかけた栗粉餅や、蒸して作る栗蒸し羊羹も賞味期限が短いため、名古屋市内に出回ることはほとんどありません。
そのため、栗きんとんを始めとした栗菓子は、中津川まで買いに行くに限る!というところです。

車が無くても、前出の「栗きんとんマップ」の市内拡大図に掲載されているお店は駅から徒歩で行くことができます(今回、市内拡大図外のお店にも徒歩で行っていますが)。

駅に着いたらまず、改札口から出てすぐ左側にある「にぎわい特産館」に行くことをおすすめします!

こちらには中津川市内の各和菓子店の商品が販売されています。その他、地酒や民芸品など中津川の特産品が何でも揃っています。

このように、各店の栗きんとんが1個から購入できるコーナーがあります。

いくつかのお店の栗きんとんが詰め合わせになった「栗きんとんめぐり」も有名です。

こちらでは、栗きんとんなど栗菓子と訪問する友人に頼まれた「べら」という芋けんぴ、五平餅のたれを購入しました。
グルテンフリー派につき、休日の朝ごはんにお餅を焼いて食べることがあるのですが、砂糖醤油ばかりだと飽きてくるので、五平餅のたれが欲しかったのです。五平餅のたれは通販じゃないとなかなか手に入らないし、胡桃をすり潰したものやエゴマが入っていて自分で作るのも大変です。

五平餅を食べに「喜楽」へ

にぎわい物産館を出た頃は12時半近く。
ランチとして五平餅を食べに、中津川駅から徒歩3分ほどにある「喜楽」へ行きました。
五平餅も中津川に来たら絶対食べたいものです。
いつも別のお店に行っていたのですが、ちゃんとしたお食事処風な店構えで、1人で行ったときに次から次へお客さんが来るのにテーブル席を占領しているのが居心地悪かったり、5本からの注文だったりで、入りづらいなぁと思っていたのです。
中津川の友人にきいたところ、こちらの喜楽さんをオススメされて、1本から気軽に注文できる形で良かったです。

やっぱり、独特のたれと炭火でカリカリに焼いてある五平餅は美味しい!
店内もカジュアルな感じだし、テイクアウトのお客さんも多くて店内は混んでいなかったので、1人でも気兼ねしなくて良い感じ。

ローカル局・番組が多いものの、サインもたくさん飾ってありました。

miina
出されて5分以内にはぺろりという感じで、このクイックさも五平餅の良いところかも(笑)

すや本店~川上屋本店 中山道を行く

次に、駅から徒歩5分ほどの所にある老舗の「すや 本店」へ。
とても趣のある建物です。

天気が良すぎて逆光が強いため別の角度から・・・↓

店内も昔ながらの和菓子屋さんという感じで風情があります。
1,2を争う有名店だけに、店内はお客さんでいっぱいでした。

すやを出た後は、もう一つの老舗有名店の川上屋本店に向かいます。
どちらも旧中山道沿いにありますので、旧中津川宿の宿場町の雰囲気を楽しめます。

往来庭という雰囲気ある一角が。
親子が招き猫を眺めています。

なんだ、なんだ!?と思って行ってみました。
すれ違うときに小さい娘さんがお父さんに「もう1回やっていい?」と聞いていて、「また今度ね」と言われてました。
やってみる?どういうことだろう??
招き猫は隠れてしまったので、何かをしたら招き猫が出てくるようだけど、何も説明は書いてありません。
近くにお賽銭を置く台がありましたが、どう見てもアナログで、何か電動のものが仕込んであるようにも見えません。
蔵の前の台に、白いテープで印のようにしてあったので、この前に立ってみました。
そしたら・・・

”招き猫占いだにゃ!
小吉だにゃ!
最近お疲れ気味だにゃ!”
(バックミュージックは祭囃子)

なんと、占いだったのか!
しかも小吉って言われちゃった笑
「石や物を投げないでください」って、子供から見たら良い標的になっちゃうのかしら💦
なんだかとっても癒されました・・・

miina
この蔵は公衆トイレの建物でした。公衆トイレの壁から招き猫が登場して占ってくれるとはなんとも面白い~

中津川橋から恵那山をのぞみます。

通り沿いには、中山道歴史資料館もありました。

川上屋本店が近づいてくると、古い町並みが多くなってきました。

川上屋本店のあたり一帯が、一番宿場町の風情を色濃く残しているとのことです。

川上屋本店は現在は仮店舗です。隣に新しい店舗を建設中でした。

川上屋本店では栗蒸し羊羹を購入しました。
川上屋の仮店舗の真向かいは、おしゃれな町家カフェもありました。

イリヤマハチコさんの個展

今回訪問した中津川市在住の友人は、昔の職場の同僚だったのですが、現在はイリヤマハチコの名前でイラストレーターとして活動しています。

今回の訪問では、川上屋本店の仮店舗のお隣にある「お休み処 白木屋」さんで、イリヤマハチコさんが個展を開催中だったので、もちろんこちらにも立ち寄りました。

イリヤマハチコさんのミューズ?飼い猫のハチくん

そのハチの縄張りに突然現れ、ハチを兄貴のように慕っていた野良猫ウエキハチオ(最近縄張りからでていった)

最近始まった中国茶猫シリーズ、独特の世界観で素敵です。

猫を愛し、日本画も学んだことのあるイリヤマハチコさんのイラストは、柔らかな雰囲気の中にイリヤマさんならではのクスっとするようなユーモアも散りばめられていて癒されます。特に猫好きの方にはたまらないのではないかと思います。
インスタより作品を見ることができます。

地元じゃ有名 七福

川上屋本店のお買い物と個展鑑賞を終えた後は、この辺りから徒歩10分強の和菓子店 七福へ歩いて向かいました。
歩いて行く場合は、下記の青点線コースがオススメです(起点は川上屋本店になっています)

地図上では細い道でかかれていますが、途中から、ミニ中山道と呼ばれる遊歩道に合流します。
脇に公園が整備されていたり、なかなか良い雰囲気の遊歩道です。

少し低い所にあり、いくつか陸橋をくぐり、どれだけ歩いても上の道と交わることなく、ひたすら真っすぐ続く細い道で、少し不思議な風情があるのですが、廃線となった鉄道の線路跡につくられた遊歩道ということで納得でした。

ミニ中山道の終点まで来ると、すぐに七福が見えてきます。

人気店、週末、5名までの入店制限中ということもあり、20分以上並んで待って入店し、店内でも会計待ちでした。

こちらでは、栗きんとんと栗粉餅を購入しました。

miina
七福さんのホームページ、「全国区ではないけれど地元じゃ有名」とちょっと自虐入っているところが、今の流行り!?で面白いです。
七福の後は、イリヤマハチコさんのお宅を訪問して、七福で買った栗粉餅、イリヤマさんのリクエストによりにぎわい物産館で買っていった芋けんぴの「べら」を食べながら、数時間ほどまったりお喋りしておりました(その後、私は持参したポテトチップをつまみながらビールまで飲むという)
1年に1回食べれるかどうかという栗粉餅、そぼろ状栗きんとんがこれでもか!というくらいたっぷりかけられていて贅沢で、やっぱり美味しいです。
芋けんぴの「べら」もパリパリ、ポリポリと延々と食べていられる美味しさでした。

中津川駅の立ち食いそばで〆

辺りも暗くなってきたため、イリヤマさん宅を後にして徒歩で中津川駅に向かいました。
このまま電車に乗って名古屋に戻ってから夕ご飯を食べるか迷ったのですが、電車の時間まで30分ほどという中途半端に時間があったので、以前から気になっていた駅構内の立ち食いの「根の上そば」に入ってみました。

お酒もあるので、天ぷらそばと熱燗を注文しました。

日本酒は、スーパーでよく見かけるワンカップと地酒が選べたので、地酒の方にしました。
「女城主」は恵那の蔵元 岩村醸造のお酒のようです。

山間部で、夜は名古屋より大分寒く感じる中、イリヤマハチコさんのお宅から30分ほど歩いてきたため、味が濃い暖かい蕎麦と熱燗は本当に温まって美味しかった♪

後から入ってきた、スーツを着て出張帰りと思われる、年配上司と若者部下の2人組が、
上司「昔はどこの駅にもこういう立ち食いそばがあったのに、今は少なくなったねぇ。会社の近くの駅にもあったんだよ」
若者「えっ、それっていつまであったんですか!?」
上司「僕が入社して7~8年目くらいまでかなぁ」
若者「それってかなり昔っすね」
という会話をしていました。
確かに名古屋駅や名古屋市内の金山駅には、ホームにきしめんの立ち食いのお店がありますが、そういう大きな主要駅でしか見ないかもしれません。
この根の上そばは、ホーム側からも注文して食べれるようになっていて、こういう形式、そば処の長野県の駅で見かけたなぁと思いました。

長野県に近い中津川ならではなのかもしれません。

こうして駅の立ち食いそばで一杯して〆て、中津川の日帰り旅は終わったのでした。

この日の購入品

この日の和菓子めぐりで購入した品物です(一部食べてしまって写ってないものもありますが💦)

左から
・色んなお店の栗きんとん
・川上屋の栗蒸し羊羹(これは会社の先輩に頼まれたもの)
・五平餅のたれ(「おふくろ」と「喜楽」のもの)
・信玄堂の「しぶ栗」
・満点星一休のレーズンサブレ

「しぶ栗」は、栗菓子は賞味期限が当日~3日くらいと短いため、お土産用に賞味期限が長めの栗菓子はないかとイリヤマさんにきいて教えてもらったものです。
2週間くらい日持ちがします。
渋皮付きの栗まるごと1粒を黄身時雨で包んで蒸したお菓子で、上品なお味です。

満点星一休は栗きんとんなど栗菓子を中心に扱っているお店ですが、何年か前にレーズンサブレを食べて美味しかったので、今回また買いたいなぁと思っていました。
家の近所に一休の店舗があるイリヤマさんいわく、一休は元々は洋菓子店だったそうで、だからレーズンサブレが美味しかったのかーと思ったのでした。

秋に名古屋方面に来ることがあれば、中津川まで少し足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

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