C’est beau la vie.  Life is Beautiful.  人生は美しい。

戸隠・白馬ひとり旅④~八方池へトレッキング~

長野・戸隠の長野旅3日目、最終日です。
この日のメインは、八方池へのトレッキングです。

今回の旅程は下記にまとめています。

関連記事

7/31-8/2と、2泊3日で長野県に一人旅へ行ってきました。 主な目的地は、戸隠と白馬です。 以前から実行したかったJR東海の「信濃路フリーきっぷ」を利用した長野の旅に行きました。 信濃路フリーきっぷは、名古屋方面から主に特急し[…]

スポンサーリンク

八方池へトレッキング

八方池へ行くのは2回目です。
最初に行ったのは、8年前、登山を始めた年に、初のアルプス登山として唐松岳へ登山して、唐松岳頂上山荘へ宿泊したときに立ち寄りました。唐松岳へ登る途中に八方池があるのです。
そのときは、一緒の時期に登山を始めた友達と、とにかく早く北アルプスへ行ってみたくて、7月半ばのまだ梅雨が明けてないときに計画していました。
当日は雨だったのですが、ここまで来たのだし、雨でも何とかなるだろうし、景色も見えるんじゃない?と登山決行することにしたのでした。

しかし、登山に無知な状況で(好日山荘の無料の登山教室には通いましたが)、ずっとガスで真っ白で景色なんてほとんど見えないし、場所によっては強風が吹きすさんで息できないんじゃなるかとパニックになりそうだったし。雨が降ってると座って休むのも難しく、行動食もほとんど食べれないどころか、ザックにカバーしてるから水分補給もままならないし、カメラを取り出すなんて不可能で写真も1枚もなし。色々大変でした。
北アルプスでは初心者向けの登りやすいコースなので、他にも登ってる人たちはたくさんいましたし、山荘も満室に近かったですけどね。
それ以降、天気には気をつけるようになって、雨の日は諦めるようになりました。

今回はそのリベンジを兼ねての挑戦でした。
最初は2日目に八方池に行くつもりだったのですが、3日目の天気予報の方がより良かったので、3日目にしました。
しかし、当日の朝、宿の部屋から白馬方面を見ると・・・

外は晴れてるし、八方尾根はよく見えるけど、それより奥の白馬連峰は雲に隠れて見えず~💦
なんとかこれから雲が晴れてくれると良いですが・・・

ゴンドラとリフトで一気に標高1830mへ

しろうま荘をチェックアウトして、そこから徒歩10分ほどの八方アルペンラインのゴンドラリフト乗り場へ向かいます。
ここから、ゴンドラリフト→チェアリフト→チェアリフトと乗り継いで、一気に標高1830mの八方池山荘まで登ります。
やっぱり天気は良くて気分はルンルンです♪

ゴンドラリフトを降りたら、次のリフト乗り場に向かいます。

リフトは、雪のある冬と雪のない夏では、高さが変えてあり、夏は足に植物がふれるくら低い位置で運行されているので安全です。
お花がたくさん咲いていて、本当に綺麗で、楽しい空中散歩。

8年前に登ったときは、ひたすら「う~~、雨だ~~」という感じで、楽しむ余裕無かった気がします。

2つ目のリフトを降りた所。
おっ、奥にちょっとだけ白馬の山々が見えるような!?

3つ目のリフト乗り場に向かいます。

赤い屋根の八方池山荘が見えてきました。

八方池へいざ出発!

八方池山荘から続く登山道から八方池へ向かいます。
とりあえず行く手は真っ黒な雲・・・

でも下界の方は晴れていて、こんな景色も土砂降りに近かった8年前は全く見えなかったのですよね。

途中から木道が二手に分かれます。

下の左手側の道へ進む人が多かったですが、上の右手側の道の方が白馬三山側で景色良いだろうと、こちらへ進みました。
こちらの方がルート短く一気に登る感じで、下の画像はしばらく登って八方池山荘の方を振り返ったところですが、もう一方の道と結構標高差あります。

結局、ずっと真っ白で何も見えなかったので、ただ単に下の道よりキツいだけだったのでした(笑)

二手に分かれた道は第2ケルンのところで合流。
こちらに最後のお手洗いがあります。

この辺りから見たら、白馬三山の山肌らしきものが見えました。

この調子でどんどん晴れていくかも!?と期待したのですが、結局、これが白馬三山らしきものを見た最後となったのでした・・・

八方ケルンまで来ると、八方池まですぐです。

八方池に到着

八方ケルンを過ぎたところに、八方池へ降りる道があります。

八方池に到着しましたが、やっぱり池以外何も見えないww

晴れていたらこんな景色なのですが・・・

でも時々ちょっと周辺だけ晴れたりします。

池の周りには座りこんだり、寝転んで空を見ながら雲の切れ間に一喜一憂しながら、晴れる瞬間を待ちわびている人たちがたくさんいました。「今日は無理かな・・・」という言葉もときおり聞こえてきましたが。
私も多分状況は変わらないと思い、八方池をあとにしました。
第3ケルンの方に上がります。

唐松岳方面。八方池より奥の道は、本格登山の装備が必要になります。

帰り道はもっと真っ白で、近くの人も白くかすんでます。

雪渓がありました。

八方池山荘の前からまたリフトで下っていきます。

このKEENのジャスパー、こういう登山未満のトレッキング旅にはちょうど良くて重宝しています。
足首を固定する登山靴では平地が歩きづらいし、普通のスニーカーでは薄くて石がゴロゴロしている道などは心もとない感じで。私の中では、登山靴とスニーカーの中間のイメージです。

この香港のトレッキング旅でも、LCCで機内持ち込みで荷物少なくするために、基本はトレッキング以外もこのKEENのスニーカーで移動して、夜のお出かけ用にフラットパンプスだけスーツケースに入れる形で、活躍してました。

関連記事

香港3日目。 この日のメインは、レパルスベイへのトレッキングと、香港ならではのルーフトップバー&火鍋です。 まず、朝ご飯は、Iさんに中華式朝食をリクエストして、昨晩行った翠華餐廳(チョイワーチャンテン)Tsui Wah Restaura[…]

白馬マウンテンビーチに立ち寄り

最後のゴンドラに乗る、うさぎ平の駅で白馬に突如登場したというビーチリゾート、白馬マウンテンビーチに立ち寄りました。

やっぱり下界側は限りなく晴れています。
隣からはパラグライダーが飛び立っています。

白馬村方面に背を向けて山側を見ると・・・

あれれ、やっぱり雲が多くてどよどよ・・・
山の天気は難しい。
晴れと曇りの境目の分かる画像をいくつか撮ってました。

今回の八方池トレッキング、山の上の方ではあまり天気は恵まれませんでしたが、でも、画像見て分かる通り!?アルペンな雰囲気は十分堪能できました。
またいつか、八方池に映る白馬三山の姿を見れるよう、チャレンジできたらいいなって思います。

アフター八方池トレッキング

再びゴンドラ乗り場に戻ってきたのは、お昼の12時前。
15時半の電車の時間まではまだ時間があるので、八方温泉の日帰り入浴施設の八方の湯で汗を流してさっぱりしました。
このために、洗面用具や着替えをザックに入れて登ってました。

入浴後は、八方の湯の施設内の八方尾根や白馬の見える食事処に行き

八方温泉うどんを食べながら、ビールを一杯。

下山時におにぎり2つ食べてそこまでお腹空いてなかったので、枝豆とかポテトフライとかあると良かったのですが、食べ物は温泉うどんしかおいてないということだったので・・・
前の晩宿泊したしろうま荘の夕ご飯で、八方温泉の水を練りこんで作ったという温泉うどんもメニューとして出てきて、美味しかったからまぁ良かったのですけどね。

しろうま荘に預けていた荷物をピックアップして、白馬駅まで歩いて行きました。
途中、電車の時間まではまだ1時間以上あったので、こちらも時間があれば行きたかったノースフェイスの店舗「THE NORTH FACE GRAVITY」へ行きました。

2015年にオープンした、こちらも店舗とカフェのオサレな施設。

2階にあるカフェで、これまた白馬連峰方面を臨みながら時間を過ごした後、

そのお隣くらいにあるパタゴニアのアウトレット店を見てから、白馬駅から帰路につきました。

白馬から松本方面へ向かう電車は、断然、進行方向の右手側の座席がオススメです。
途中、青木湖、木崎湖と2つの湖があるのですが、どちらも右手側にあるのですよね。

日本の湖水地方(イギリス)みたいって思ってます。

旅のまとめ

2013年に行って以来の8年ぶりの白馬でしたが、今回行ったおしゃれでイケてる施設、岩岳マウンテンリゾート、Snow Peak LAND STATION HAKUBA、THE NORTH FACE GRAVITYは当時は無かったのですよね。
当時も日本有数のマウンテンリゾートだと思っていましたが、更なる進化をしていました。

3日間とも、朝はかなりの早起き、日中はかなり歩いたり動いたり・・・と、行く前は楽しみな気持ちよりも、年齢的に乗り切れるのか!?という不安の方が大きくなってしまっていた状況ですが、大自然を思いっきり堪能できて、やっぱり行って良かったです。
普段は、夏は日傘で少したりとも陽が当たらないように完全にガードしていますが、この3日間は、バッグに折り畳みの日傘はしのばせていたものの、1回も使わず、陽の光もたくさん浴びました。
東京オリンピックでスケボー女子のストリートで西矢選手が金メダルに輝き、「13歳、真夏の大冒険!」という実況が話題になっていた時だったので、この3日間の間は頭の中で「4X歳、真夏の大冒険!」という言葉がぐるぐるしていました(笑)
まだまだコロナ禍つづく状況ですが、この旅により、今年の夏は満喫した!と満足しています。

 

スポンサーリンク