静岡電車旅の宿泊は、焼津グランドホテルです。
こちらのホテル、以前から気になっていました。
取引先の、一回り上の、大人で世の中の良い物たくさん知ってる女性が、関東地方や関西地方の友人達と集まるのに焼津グランドホテルに泊まってとっても良かったとおっしゃっていて、ホテル名の響きからして「もっと気の利いた感じのお宿を選択するのかと思ったけど、意外とベタで渋い感じのホテルにしたんだな~」と思ったのですが、HPを見てみたらこんな画像↓があったりして、渋いイメージからモダンなイメージに変わったのでした。
そして、リゾートホテルだけどシングルのお部屋もあり、それがオーシャンビューというのも気になっていました。
温泉地の大型ホテルにシングルルームがあることがありますが、ツアーの添乗員さんの宿泊を想定しているようで、景観が一番良くない、景観がほとんど無いような部屋が多いイメージです。
だけど、焼津グランドホテルのシングルルームは、床から天井までの大きな窓越しのオーシャンビューです!
↑はホテルのHPより拝借
「森のお風呂」と「海のお風呂」の2つの温泉大浴場がありますので、シャワーブースのみでも全然問題ありません。
シングルルームなのに、浴衣は2種類置いてあって選べるのはテンション上がりました。
ピンクで可愛いものと、あずき色で渋い大人な雰囲気のもの。
頑張って!?ピンクの方にしました。
私より大分年上の方でもピンクの浴衣を着てる方が多かったです。
やはり幾つになっても可愛いものの方が良いですよね。
まだまだ冷える時期だったので、足袋型靴下も準備されていたのも嬉しかったです。
15時半くらいにチェックインして、館内にいくつか富士山の見える展望台があるので、館内を探検してみました。
東館・西館・南館とあって、とにかく広くて館内図がないとたどり着けません。
東館の地下2階の入り口から更にスロープカーに乗って下った所に、森のテラス&カフェというエリアもありますが、温泉入ったり部屋でのんびりするのに忙しくて(どっちなのだ)、とてもここまで行っている余裕がありませんでした。
館内施設が充実していますね。
1日目は富士山が雲に隠れてしまっていてあまりよく見えませんでしたが、2日目はそれなりに見えました。
春霞のような感じでちょっと霞んでしまっていますが、空気の澄んでいる時はもっとはっきり見えそうです。
館内探検が終わったら、温泉に入ったり、部屋でおやつ食べながら寛いだり・・・と至福の時です。
おやつは、朝に立ち寄った浜松駅で買ったマルタヤのスイスロール、富士宮から焼津へ行く途中で立ち寄った静岡駅で買った清水屋の小饅頭。
マルタヤのスイスロールは大好きで、浜松に行くと必ず買います。
バタークリームが好きなので、カルピスバターを使用したバタークリームがたまりません。
清水屋の小饅頭は、今回、初めて知って買ってみました。
こんな風に、小さな酒饅頭が袋に入っています。
賞味期限が当日中というフレッシュ感にとてもひかれたのですが、予想通り、しっとりした酒粕のような香りの皮がとても美味しく、こしあんも上品で、お気に入りのお菓子が増えました。
シングルルーム利用のプランは夕ご飯は付いていなかったのですが、当日12時までの事前注文により1人分でも準備可能ということで、事前に問い合わせてみたのですが、館内のビュッフェレストランか和ダイニングで5250円で追加可能ということでした。
そんなにたくさんの量は不要だし・・・と思い、夕食は付けず、静岡駅の「沼津 魚がし鮨」のテイクアウト専門店で「近海にぎり」のセットを購入して部屋で食べました。
日本酒も忘れません。
「沼津 魚がし鮨」、好きなのです。
「近海にぎり」は沼津港で水揚げされたネタばかりということで、生しらすが入っているのが嬉しい♪
静岡駅の「沼津 魚がし鮨」のテイクアウト専門店は、一貫づつフィルムで包れた握り寿司をバラで購入できるという珍しいスタイルもあり、こちらで生しらすをたくさん買えば良かったと少し後悔しました。
フロントフロアにあるロビーラウンジに、1500円前後でカレーやパスタのメニューがあったため、館内レストランより気軽に館内で夕食を食べたい場合は、こちらで食べるのも良いかもしれません。
小高い山の上にあり、徒歩で行ける範囲に飲食店はありません・・・
朝食はプランに含まれていて、ファミリー向けの巨大ホテルなので、1人だと悪目立ちしてしまうかも・・・と思っていたのですが、元々何室かシングルがあるだけに、主に中高年男性という感じでしたが、1人の方もいました。
黒はんぺんのフライや干物など静岡らしい料理もたくさんあって、満足感の高い朝食でした。
駅から1時間に2本ほどの割合で送迎バスも出ているし、朝食付きシングルルーム1万円未満で温泉や景色を満喫できるし、とてもコストパフォーマンスの高い滞在が可能なホテルだと思いました。