素晴らしいイベント・金沢カウントダウンコンサートを観て、
憧れのスター X JAPANのToshlと
握手した大興奮の年越しから一夜明けて、
2019年元旦。
この日は、金沢から実家のある郡上八幡まで
バスの乗り継ぎで移動します。
郡上市は、七つの町村合併によってできた市で、
旧・郡上郡八幡町のことを郡上八幡というと
思いますが、私の出身はそのお隣の町でした。
でも、分かりやすく?郡上八幡と言っておきます。
ジョルダンやNavi Time、Yahoo!の路線情報など、
Webでの路線検索で、金沢→郡上と入れると、
JRの特急で、福井~米原経由で、一旦、
名古屋や岐阜市の方まで行き、
そこから鉄道やバスで北上して郡上八幡に向かうという
ルートしか出てきません。
それはかなり遠回りです(下図参照)
金沢~白川郷~高山のバスが1日に数本出ているし、
高山~岐阜または名古屋の高速バスは、
1時間に1本に近い頻度で出ていて、
郡上八幡のバス停にも停まるので、
高山経由の高速バス乗り継ぎは動きやすそうです。
でも、高山まで行くと少しだけ遠回りだし、
下図のオレンジの線部分は、東海北陸道から降りて
下道で行くので、片道30分近くかかるので、
時間も勿体ないです。
それで、下記のルートで行くことにしました。
①金沢~高山のバス。白川郷で下車(金沢→白川郷 片道1,850円 乗車時間約1時間15分)
②白川郷~名古屋のバス。郡上八幡(城下町プラザ)で下車
(白川郷→郡上八幡 片道2,340円 乗車時間約1時間25分)
※1日4往復の内、1便のみ郡上八幡に停車
石川県と岐阜県境や白川郷周辺は豪雪地帯ということで、
うまくたどり着けるかな?という不安は色々ありましたが、
何とか問題なく、予定通り郡上八幡まで辿り着けました!
行程としては下記の通り。
金沢 11:10発 → 白川郷 12:25着
白川郷 14:20発 → 郡上八幡 15:46着
金沢を出発して、富山県に入り、東海北陸道に入ります。
目の前にうっすら立山連峰が見えてるような。
高速道路の積雪状況は、走行には問題なさそうです。
でも、岐阜県側に入り、トンネルを越える度に
雪深くなっていきます。
それでも高速道路の雪は綺麗に除雪されていますので、
特に遅れなどはありませんでした。
バス車内で、昼食として、前日に買った
ますとたいのお寿司を食べました。
白川郷では2時間ほどの滞在になるため、
時間を有効活用するためですが、
白川郷では元旦でオープンしている飲食店が
半分ほどで、どのお店も観光客で外まで大行列だったため、
バス乗車中に食べておいて大正解でした。
そして、金沢駅のお土産売り場や売店も
元旦はお休みだったため、前日に買っておいて
これも大正解。
白川郷バスターミナルに到着。
小さな建物に外国人観光客が溢れていました。
バスターミナルの近く、民家のような建物が
手荷物預かり所になっているので、
そこに荷物を預けます(1日500円)
まず、バスターミナルから徒歩20分ほどの
萩町城跡展望台に向かいます。
小高い山に登る形になるので、
有料のシャトルバスも出ていますが、
徒歩の人も多いです。
白川郷が一望できて、そして快晴で絶景です!
冬の白川郷は初めて来ましたが、
冬は一層綺麗です。
合掌造りの家の中も見てみたくて、
長瀬家に入館してみました。
合掌造りとはあまり関係ありませんが、
学習机に黒電話、地元の商店でもらった
カレンダーに日本地図・・・
この昭和感がなんともノスタルジック(笑)
居間でストーブにあたりながらのんびり休憩できたので、
一休みするにも良いと思いました。
なんせ、飲食店はどこも混んでますから。
白川郷には、外国人観光客がたくさんいました。
見た感じは東南アジア系の人が多かったです。
皆さん、自国では見れない雪を見に来られるみたいですね。
こんななんてことない、夏場は田んぼ?と思われる
広場で、アジア人の方々が全力で雪遊びしてました。
他にも雪に埋もれてみたり、
いかに雪にまみれた写真を撮れるかに
命かけてるって感じで、
はしゃぎようが微笑ましかったです。
大人になってからは、積雪を見ると、
「うわっ、寒そう~。滑りそうで怖い~」としか
思わなくなりましたが、確かに子供の頃は、
雪が積もっているのを見るとテンション上がったし、
雪合戦したり、雪だるま作ったり、
鎌倉のような大物に挑戦してみたり、
夢中で何時間でも雪の中で遊んでいたことを思い出しました。
それほど広くない集落なので、2時間でも
一回りすることができました。
もう少し時間がある場合は、バスターミナル近くの
温泉「白川郷の湯」に浸かっていくのも良いと思います。
すごい長さのツララです・・・
白川郷バスターミナルに戻り、14:20発の
名古屋行きのバスに乗り、こちらも雪などによる
遅れなどはなく、無事、郡上八幡の城下町プラザにて
下車することができました。
そのままセントレア(中部国際空港)から帰国する人達か、
白川郷~名古屋のバスは、やっぱり外国人観光客で
いっぱいでした。
金沢→白川郷→高山のルートはそれなりに
認識されているようですが、白川郷からそのまま
東海北陸道に乗って郡上八幡に行くルートも
アリかもしれません。
去年亡くなった、さくらももこさんが愛し、
「GJ8マン」というキャラクターまで考案してくれた、郡上八幡。
「郡上八幡は、ちょっと観光地だけどみんな別に観光客を期待せずに日常生活を送っている。
そこに美しい自然や町並みがあってもそれが普通なのだ。
そんな感じが好きな人にはたまらなく良いと思わせる町だ。」
さすが、さくら先生の表現には共感です。
お盆の徹夜踊りの間は、なんともいえない
熱狂に包まれますし、良い所ですよ。
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