2日目。
晴れていたら乗鞍岳登山に行きたかったのですが、
やっぱり雨・・・
乗鞍高原にはいくつものトレッキングコースがあるため、
気を取り直して、宿泊施設から2時間ほどのトレッキングに
出かけます。
コースとしてはこのマップが一番近い感じです。
善五郎の滝→牛留池→車道を通って乗鞍高原観光センター
方面へ行き、公共温泉施設の湯けむり館でゴール。
ゲストハウス雷鳥から、乗鞍高原観光センター方面へ
少し下ったところに、善五郎の滝への道の入り口があります。
こんな感じの山道に入っていきます。
小雨の中、霧がかかって幻想的な森の中。
ところどころ、熊よけの鐘があります。
「もし突然熊が出てきたら、こうしよう」と
シュミレーションしながら進みました・・・
熊が、いきなり、ガバーっ!ガオーっ!と出てくることは
無いだろうから、「私は何も知りませんよ、
見てませんよ」って感じで、ゆっくりそ知らぬフリで
元来た道を引き返すのが良いだろうなぁとか考えてました。
善五郎の滝が近づいてくると、川の音が聞こえてきます。
前の日から雨だったこともあって、
近くになると、せせらぎどころか、轟音です。
もっのすごい濁流
川の近くへ降りていく道脇に
「この先へ川への転落事故がありました。注意!」と
いう立て看板があったのですが、こんな日に落ちたら、
ひとたまりもないっていう感じの流れです。
すごい轟音と水の流れに恐怖すら感じて、
なんだか心臓がバクバクしてしまいました(^^;
水しぶきもすごくて、滝の前に立つと
ビショ濡れになりました・・・
いや~、すごかった。
2度ほど折れても成長を遂げた五葉松ということです。
根元は地面すれすれのところでくるっと一回転して、
それより上は何事もなかったように、
スっと空に向かって幹が伸びています。
自然の造形美、それとも力強さ?
すごく感じるもののある木でした。
牛留池の東屋からは、池を見渡すことができます。
晴れていれば、池越しの乗鞍岳や、
鏡池にうつる乗鞍岳が見えるようです。
車道を伝って乗鞍高原観光センター方面へ
戻ります。
途中、山小屋風のお店「メープル」さんで
山賊焼き定食のランチを食べました。
この時は13時頃。
本日のお宿のチェックイン時間まで、
のんびりこちらで過ごしました。
こちらのお湯も乳白色で、いいお湯でした。
この日のお宿は、ピーポロ乗鞍
前の晩に泊まったゲストハウス雷鳥のすぐ近くにあります。
Googleで「ピーポロ乗鞍」と入れると、
やたら検索候補ワードに「ピーポロ乗鞍 キムタク」と
出てくるのです。
どうやら、懐かしい月9ドラマ「ラブ・ジェネレーション」で、
キムタクの相手役 松たかこさん演じたヒロインの
実家のペンションという設定で、このピーポロ乗鞍が
撮影現場になったようです。
まぁ私は「ラブ・ジェネレーション」は
見ていなかったので、どういうお話か全然知らないのですが
こちらのお宿を選んだ理由は、夕食が全室個室なのです。
1人旅・1人温泉の夕食は、お食事処でファミリーや
カップルに囲まれてしまうと居心地悪いですが、
部屋食や個室が良いのです。
この写真の後、岩魚の塩焼きとコーンポタージュが
追加されました。
馬刺しなど、地元食材を美味しく頂くことができました。
最後のお食事は、個室の隅にこのようにセットされて
いるため、自分の好きなタイミングで暖めて
食べることができました。
あまり何回も出入りされると落ち着かないので、
こういう方式、好きです・・・
個室はこれくらいの広さ。
お部屋はオーソドックスな和室ですが、
「乗鞍の間」というお部屋で、
名前通り、晴れたら乗鞍岳を臨むことができました!
前の晩のゲストハウス雷鳥のように、
こちらの露天風呂も森の中の雰囲気を味わえます。
自然の中を散策した後は、温泉三昧、
そして美味しい料理を食べながらお酒飲んで・・・
はぁ良い一日でした。
翌日は、急遽、朝?夜中?の3時に起きて
ご来光バスに乗ることに決めたので、
この日は早めに就寝しました。
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