名古屋から電車で20分ほどで行ける岐阜市に、アーユルヴェーダにこだわった美味しいカレー屋があり、その一帯は同じ系列でアーユルヴェーダのリラクゼーションサロンやヨガスタジオがあってリトルインドのようになっているという情報を知り、すごく行ってみたくなって、2月の3連休の週末に行ってみました。
今回行ったのは下記3か所です。
- &n(アンドン)
- はしもとパーラー
- インド料理ラサマンダ & アジアン・ハーバル・カフェSOLA
それぞれ岐阜駅から徒歩30分以上かかる場所にあるため、市内を走る岐阜バスが乗り放題になるチケット(「220エリアパス」460円)を購入して、基本的に路線バスで移動しました。
使用月日をスクラッチで削る方式です。以前、「のぶながくん」バージョンのこのチケットを使ったことがあります。
長良川近くにある素敵空間 &n(アンドン)
メインの目的はカレー屋ラサマンダを中心としたリトルインド一帯だったのですが、ディナータイムに合わせて訪問する予定だったため、リトルインドへ行く前に、以前から気になっていた&n(アンドン)に行ってみることにしました。
&n(アンドン)は旧木材倉庫をリノベーションした、イタリアンなどの飲食店やアンティークショップ、美術家のアトリエなどが入った複合施設です。
今回、名古屋からは名鉄を使って行ったため(所要時間はJRの方が短いのですが、最寄りに名鉄の駅があることと、名鉄の方が岐阜~名古屋間は座れる可能性がかなり高いため)、名鉄岐阜駅前のバス停4番乗り場から路線バスに乗車します。
&n(アンドン)へ行くには「鵜飼屋」というバス停で降りるのですが、この4番乗り場からのバスはどれに乗っても「鵜飼屋」を通ります。数分おきにバスが来るので、名古屋の地下鉄東山線もビックリの本数です。
鵜飼屋のバス停で降りた後は、長良川沿いを歩いて行きます。
旅館や保養所が並ぶ道路は歩行者専用になっています。
夏には鵜飼船が往来するエリアです。
清流 長良川を挟んだ向かいには、金華山と岐阜城が見えます。
この辺りのゆったりとした空気、本当に大好きです。
&n(アンドン)は長良川うかいミュージアムの北側にありますので、うかいミュージアムの敷地を通過しました。
長良川うかいミュージアムは初めて来ましたが、とても綺麗な施設でした。
テラス席のあるガラス張りのミュージアムカフェもあり、この日はとても空いているようでしたが、金華山と岐阜城を眺める特等席でお茶ができて、かなり穴場かも!と思いました。
なんと、夏にはこのテラス席でBBQしながら、鵜飼の様子が見れてしまうとか!
ぜひ今年の夏に行ってみたいなぁ。→クローバーコーヒー長良店|長良川うかいミュージアム
そして、このうかいミュージアムの北向かいに&n(アンドン)がありました。
中に入ると、独特の空間で圧倒されました。
鵜飼船の展示
中2階には超シャレオツ系お花屋さんが。
こちらはアンティークのお店
イタリア人シェフによるイタリアンレストランも入っていて、ランチタイムを楽しむお客さんで賑わっていました。
中は広くて、SouthエリアとNorthエリアに分かれていましたが、Northエリアは閉鎖中?にも見えましたので、今回は行っていません。
なんともノスタルジックで素敵な空間でした。
帰りはまた長良川沿いを歩いて戻ります。
前方に見える長良橋の向かって右手側の橋のたもとに「鵜飼屋」のバス停がありますが、左手側の橋のたもとには「長良橋」のバス停がありますので、せっかくなので長良橋を渡って長良橋バス停から岐阜駅へ向かうバスに乗りました。
橋から見た左手側。金華山と岐阜城、川向いはうかいミュージアム方面への遊歩道です。
右手側。真っ白な伊吹山が見えます。
旬のフルーツのスイーツ はしもとパーラー
リトルインド一帯では、リラクゼーションサロンのヘッドマッサージとレストランのディナーを予約していたのですが、予約時間までは時間があったため、一旦、岐阜駅へ戻り、JR岐阜駅に隣接した商業施設アクティブGで時間をつぶすことにしました。
アクテイィブGの2階にあるTHE GIFTS SHOPには岐阜の名産品がオシャレに展示されていて、購買意欲がそそられます。
同じアクティブG2階にある「はしもとパーラー」に入りました。
岐阜市のお隣、各務原市にある「はしもと農園」が運営するカフェです。
以前オープンしたての時に通りがかって、行列ができていたのと、広大なおしゃれ空間に気後れして、ハードル高めのお店に見えていました。
価格も高めなのかしら?と思っていたのですが、ケーキは500円からでフルーツをふんだんに使ったものだと1000円近くになったりとお高めではあったものの、セットドリンクは200円のため、私は500円の栗のタルトを選んだので、なんとケーキセット700円で済んでしまったのでした。
アイスクリームやホイップクリームまでデコレーションされているし・・・
こういう、雰囲気の割にお得価格で、嬉しい裏切りがあるのが岐阜市のお店という感じで好きです。
店頭では、はしもと農園のミニトマトの販売もありました。
アーユルヴェーダのサロン プラナスペース
16時のヘッドマッサージの予約時間に近づいてきましたので、JR岐阜駅から路線バスに乗ります。
「市民病院前」のバス停が最寄りになりますので、岐阜市民病院のアクセス案内を参考にすると良いです。
交通アクセス – 一般の方へ – 岐阜市民病院 (gmhosp.jp)
本数は1時間に4本くらいで、それほど不便ではないです。
「市民病院前」バス停より、徒歩7~8分でラサマンダのある建物が見えてきます。
レストランやレンタルスタジオはこちらの建物に入っていますが、ヘッドマッサージを予約しているサロン プラナスペースは斜め向かいのビル1Fにありました。
施術は個室で受けることができました。
今回は、ホットペッパービューティーから予約をして、新規限定のクーポンを使用して【極上ドライヘッドマッサージ】40分 ¥4950→¥4400 というメニューを受けました。
デスクワークだと、やっぱり肩から頭にかけてが疲れやすいので、極楽♪でした。
私はリフレクソロジーなど足裏を触られるフットマッサージ系が苦手なので今回は受けませんでしたが、台湾式足つぼマッサージが一押しメニューのようです。
アーユルヴェーダをベースとしたサロンのようですが、良いものは何でも取り入れていく方針なんでしょうね。
アーユルヴェーダらしいメニューだと、ヘナがあります。
サロン内にも美容室のようなシャンプー台があって、ヘナで髪染めを行うことができます。
通常のヘアカラーは髪や頭皮に負担がかかるイメージですが、ヘナは負担がかかるどころか、デトックスにもなります。
こちらのサロンでは、ヘナの施術時にフットバスに脚を漬けて、ヘッドマッサージもしてもらえるということで、とても興味があったのですが、白髪染めとの併用は可能か質問したら、白髪染めと併用すると髪の毛がバシバシになってしまうとのことで諦めました。毎月こちらのサロンまで通うのはなかなか難しいですし・・・
でも全体的にリーズナブルな価格設定で、サロンの理念も技術もしっかりしているし、オススメではないかと思います。
ホットペッパービューティーからも気軽に予約できますし。
インド料理ラサマンダ & アジアン・ハーバル・カフェSOLA
アーユルヴェーダサロンのヘッドマッサージですっきりした後は、向かいにある、予約していたレストラン
こちらは、本場のインドカレーを提供する「ラサマンダ」と、ベトナムから超一流店出身のシェフを招き、香味野菜とハーブを使った本格アジア料理の「SOLA」が一体となったお店です。
本場の南インド料理とベトナム料理を同時にいただくことができます。
店内は、立派な調度品が並ぶ落ち着いた空間で、南アジアの高級レストランという雰囲気でした。
このお店では、お店の近所に住む会社の上司も合流です。
近所といっても、「車なら数分」という岐阜感覚の近所で、「せっかく美味しいアジア料理を食べるのにビールが無いのはもったいない!」ということで、上司は1時間ほどかけてこちらのお店まで歩いてきたのですが・・・
「まんえん防止」発令中につき、終日アルコール提供無しだったのでした💦
愛知県は認証店は選択制で20時までアルコール提供をしているお店も多かったのですが、そういえば岐阜県は東海三県の中で一番厳しくて、一律アルコール提供禁止でした・・・
とりあえずノンアルコールビールを注文するとして、食事の方は、メニューが豊富過ぎて目移りしたのですが、やはり初回はアーユルヴェーダに取り入れた体質改善カリー アリムット・カリーにしました。
最初に、サラダと薬膳スープ、パパドが出てきます。
薬膳スープは、いかにも薬膳で身体に良さそうながらも、優しいお味でとても美味しかったです。カレーの種類によって薬膳スープの種類も変わってくるようです。
そして、注文した丸焼き玉ねぎのカレー。効能は「集中力アップ、疲労回復」です。
辛さが選べて「普通」にしたのですが、優しい辛さでした。
優しい辛さなんだけど、しっかりピリっとした辛味もあるし、たくさんのスパイスが絶妙に配合された繊細さも感じました。
評判通り、とても美味しかったです。
ベトナム料理も食べたかったのですが、このカレーセットだけでかなり満腹に。
食べ過ぎの罪悪感から、帰りは30分ほどかけて岐阜駅まで歩きました。
元々、その翌日にカレーを作る予定だったのですが、ラサマンダと同じトマトベースで、市販のカレーペーストを入れて作ったのですが、残りのカレーペーストを使い切ろうと少し入れ過ぎて、予定より辛いカレーに。
トマト缶も一缶使ったからか、酸味も辛みもパンチあり過ぎで、イマイチなカレーになってしまいました。そして翌週1週間はほぼ毎日お昼はそのイマイチカレーを食べつづけることに・・・
この自作カレーと比べると、ラサマンダのカレーは、なんて上品で繊細な、だけどたくさんのスパイスを感じる絶妙なカレーだったのだろうと思い知らされたのでした。
あまり簡単に行ける場所ではないのだけど、ぜひまたラサマンダのカレーを食べに行きたいなぁ。