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沖縄ひとり旅④ ~読谷をサイクリング~

沖縄3日目。
4日目は早朝出発で帰るのみのため、実質最終日です。

この日はまず朝起きて身支度整えたら、朝食を買いに、宿から徒歩5分もかからない場所にあるパン屋工房おとなりやへ。
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前日、名護市へ寒緋桜を見に行った帰り、夕方17時くらいに立ち寄ったら、パンがすべて売り切れて閉店していたのです💦
狭めの店内ですが、ビッシリと美味しそうなパンが並び、ハード系からグルテンフリーのパンや焼き菓子まで、種類豊富でした。
購入したパンはどれも美味しかったし、普段購入しているパンより数十円づつくらい安い価格設定で、大人気ぶりが分かるパン屋さんでした。

朝食の後は、この日のメインイベント、読谷サイクリングに出かけました。
元々、旅行に来る前からGoogleマップやネット情報を見て、読谷は移住者が経営している高感度なお店が多いなぁという印象でした。移住者に限らず、「パン工房おとなりや」さんのように沖縄出身の「うちなんちゅ」の方の経営する素敵なお店も多いですし。
こちらはお宿に置いてあった読谷マップですが、このマップ自体もハイセンスです。
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紹介されているお店もおしゃれなお店がたくさんという印象。
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私は車を運転しないので、車以外だと、自転車があれば周れる距離なのにな~と思っていたところ、宿泊したムチョス・ヴィエントスさんでは、ママチャリながら自転車を貸していただけるということだったので、さっそくお借りしたのでした。

まず最初に、ランチを食べるために「島やさい食堂てぃーあんだ」へ。

こちらは移住者が開いた新興店ではなく、昔から有名なお店ですね。
すごく分かりづらい場所にあるということで、確かに、Google Mapをよく見てみないと「行けそうで実はつながっていない道」に入ってしまうような住宅街の奥まった場所にありましたが、近くまで行くと所々このような看板が出ていたので、なんとか辿り着けました。
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そして、無事にたどり着いたと思っても、看板もなく民家風で「本当にここで合ってる?」とまた不安になってしまうような外観。
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でも、この隠れ家感がたまりません。
噂通り、軒先には猫ちゃんが日向ぼっこしていて、これもまたテンション上がります。
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人気店でランチは予約不可のため、待ち時間あるかも、一人では入りづらいかも、と心配していたのですが、沖縄観光の閑散期ということもあり、12時頃到着して先客1組のみで、2人がけのテーブルに案内してもらい、問題なく席につけました。
でも、後からどんどんお客さんが到着して、私がお店を出る頃には待ちのお客さんもいました。

やむちんがたくさん飾られた古き良き沖縄を感じる店内。
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1650円の定食を注文。
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やむちん小皿に色んな種類のお惣菜が盛られていて、見た目にも嬉しくなってしまいます。
ラフテー(豚の角煮)がメインの定食で、このラフテーが甘くてとても柔らかく煮込まれていて美味しかったです。
デザートも付いています。
沖縄ぜんざいに紅芋チップスがのっていました。
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このランチ、↑の画像のように真上から見た画像しか見たことなかったのですが、実際は足の付いたお盆になっていて、想像したよりも全体的に一回り大きいサイズで、見た瞬間、うわぁぁぁ~と心が躍る感じです。

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視線の先で、猫ちゃんが幸せそうにくつろいでいたので思わずパシャリ。
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この猫ちゃんがくつろいでいる縁側は、気候の良いときはこの席でも食べれるようです。
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私と同じタイミングくらいでお店を出たご夫婦が「良いお店だったねぇ」「ほんとうに」としみじみと言いながら車に向かわれていたのが印象的でした。

てぃーあんだを出た後は、リゾートホテルの日航アリビラに向かいます。
てぃーあんだに来るときは、分かりやすいかなと思って、路線バスも走っている県道6号線に沿って自転車を進めたのですが、アリビラへは海沿いや海に近いローカルな道で行きました。

サトウキビ畑と青い海の広がる、沖縄らしい景色。
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より海に近い道へとくだっていきます。
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青い海が見えて気持ち良い。
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でも、海との境にある茂みには「ハブに注意!」と書かれていて、季節によっては注意しなきゃいけないですね💦

体験施設「むら咲むら」のあたりに来ると、読谷リゾートエリアということで綺麗に整備されたエリアに入りました。
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先の方に赤い屋根のアリビラが見えます。
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その手前には、Gala青い海があります。
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ホテル日航アリビラに到着。

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高級感溢れるスペイン調リゾート。
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ちなみに、この時期は、沖縄ではプロ野球・サッカーJリーグともに至る場所で春季キャンプが行われていて、アリビアにはヴィッセル神戸の選手が滞在されていました。

アリビアに来た理由は、昔立ち寄った時にアリビラのニライビーチが綺麗で感激したので、ニライビーチを見たかったためでした。
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冬だからか、近くで見るとなかなか波が荒かったのですが、遠目に見たときの海の青さがとても綺麗でした。

アリビラを出た後は、お隣の敷地に2020年5月にオープンする予定の星のや沖縄の偵察へ。
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工事はすべて終わっている感じでした。
人が全くいないから、要塞のようにも見えましたが。

偵察って、沖縄には気軽に行きたい私にとって泊まることはあるのか!?という感じなのですが、敷地内にバンタカフェという海カフェがオープンするようで、ここは絶対行ってみたいなと思っています。

読谷は素敵な施設が多いですが、ますます盛り上がりますね。

星のや偵察終了後は、迷路のような住宅地の路地を抜けて宿に戻り、合計3時間半ほどのサイクリングツアーを終えました。

そして、最後の晩餐となる、この日の夕食のお店もとても楽しみにしていた読谷のお店です。
Little GREEK Kitchen (リトルグリークキッチン)という、アメリカ人の女性シェフによるギリシャ料理店です。

事前にメールで問い合わせたところ、ディナーのテイクアウト可能ということで、ピタサンドのテイクアウトもあったのですが、せっかくなので、ディナーコース一式のテイクアウトをお願いしました。
パメラさんというアメリカ人女性店主さんがメールも対応されていますが、日本在住歴長いようで、漢字混じりで流ちょうな日本語です。

こちらも宿から徒歩10分弱というところですが、小高い場所にあるマンションの1階にあり、分かりづらくてちょっと道に迷いました。
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店内に入ると、外国人のお客さんで満席で、外国に来た感に溢れていて圧倒されてしまいました💦
すごい賑わいで、この中で日本人の私が1人で食べるのは何だか落ち着かなさそうだったので、テイクアウトで良かった~と思いました。

これから予約のお客さんが到着されるテーブルをパシャリ。
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満席で店内を撮ることが難しかったため、公式サイトより拝借。
高台にあるので海を一望できます。
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メニューボート。
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ディナーコースは3850円となっていますが、テイクアウトはデザートとコーヒーが付かないからか2700円でした。
お料理だけでかなり満腹だったので、この設定はとても好都合でした。

お料理は、どれも珍しいメニューだけど、とっても美味しかった!
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テイクアウト品を受け取る際に、パメラさんが1品1品について流ちょうな日本語で説明してくださいました。
左下はビーフのグリルで、菊芋のマッシュが添えてあります。
その右隣はピタパンとフムス。フムスにラー油のようなスパイシーなソースがかけられていて、これがまた美味しかった。
そのさらに右隣りは、ギリシャ風サラダ。手作りのギリシャチーズが添えられています。こちらのお店はチーズ工房でもあります。
その上にある、メゼプレートを大きくしたのがこちら↓
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ほうれん草のパイ、魚介のグリル、ポテトなど野菜のグリル。
ポテトにはパメラさんの知り合いの方が育てられているローズマリーが使用されていて、このローズマリーがパリパリして良いアクセントになっていました。
左上の白いものは、手作りのヨーグルトソースで、何にでもつけてくださいということで、本当にどの料理にもマッチしました。
そのほか、独特のスパイスが使用されているようで、初めて食べるような味だけどどれも美味しくて新体験でした。
また読谷行ったらパメラさんのお料理食べたいです。

今回の旅を通して、読谷は、リゾート感もありつつ、ハイセンスな新興店が立ち並び、沖縄の他のエリアにはない個性があって、魅力的なエリアだなと感じました。

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