2日目は、主にスパニッシュランチ→劇団四季ミュージカル「アラジン」→イタリアンディナーという感じでした。
東京でしか食べれないもの食べて、東京でしか見れないもの見て、満足な1日でした~
日本で唯一の薪火パエリア!西新橋ElTragón(エルトラゴン)
浦安ブライトンホテルをチェックアウトした後は、ランチを予約しているスペイン料理店ElTragón (エルトラゴン)に向かいました。
虎ノ門ヒルズ近くにあり、日本で唯一の薪木で炊くパエリアを提供するお店です。
今回の東京旅行の数週間前に「そういえば、ピンチョス食べたい!そうだ、ピンチョス作ろう!」と、AmazonのKindle Unlimitedでスペイン料理のレシピ本を検索して出てきたのが、エルトラゴンのオーナーシェフの栗原靖武さんの「タパス100レシピ: 栗原靖武のおいしいスペイン (レシピブック) 」でした。
こちらの本、どれも本格的でかなり美味しそうなレシピばかり~。
レシピの合間にある、栗原さんのスペインでの修業時代のエッセイも興味深く。
そんな栗原さんのお店が新橋にあり、しかも午後からミュージカル「アラジン」を観劇する劇団四季のシアターも新橋にあったため、これは行くしかない!と思ってさっそく予約しました。
(実際は、新橋駅を挟んで西と東にあるので、エルトラゴンから劇団四季のシアターまでは徒歩20分くらいありますが)
こちらのお店では、日本で唯一、薪火で炊いたパエリアがいただけます。
栗原さんは本場スペイン バレンシアでの薪火パエリアの国際大会で優勝されています、
厨房にはパエリア用の薪火スペースがありました。
予約時にパエリアの種類を伝えてあるため、パエリアができるまでのつまみとして生ハムの盛り合わせを注文。
お店の方が「今、お出しするパエリアを炊いていますので、どうぞご覧になってください」と声をかけてくださったので、近くに行って見学。こういうのもアトラクション的で楽しい♪
パエリアはお願いすればお店の方が取り分けてくれます。
パエリアはこちらのお店では定番と思われるパエージャバレンシアーナ。
鶏肉、ウサギ肉、モロッコインゲン、白インゲンが具のバレンシアスタイルのパエリアです。
栗原さんの著書によると、ブイヨンを使わなくても、鶏肉とウサギ肉から十分な旨味が出るそうです。
日本では魚介類のパエリアが一般的なので、それしか食べたことなかったので、初めての味わいですごく美味しかった。
そしてお米。
ふっくらとしているようで、芯のある硬さも感じ、炊き具合も絶妙でした。
薪火効果なのでしょう。
お隣のテーブルには、いかにもリッチで食通な感じの紳士が、これまた上品さ溢れるマダムと食事されていて、「これは東京でいしか会えない人種の人たち・・・!」と思いながら横目で見ていました。
「港区おじさん」よりもちょっと上の年代で、もっと貫禄があり、銀座の旦那衆という感じ。お連れの女性は奥様という感じではなかったので、馴染みのクラブのママかしら・・・と、東京に住んでいないので、メディアなどからの限定された情報源の中からの推測になりますが。
とりあえず、このような紳士が女性連れで訪れるくらいなので、良いお店には間違いないのだろうなと思ったのでした。
極上のエンターテイメント 劇団四季「アラジン」
ランチの後は電通四季劇場[海]に向かい、劇団四季のミュージカル「アラジン」を鑑賞しました。
コロナ影響もあり、3年ぶりの東京訪問でしたが、その前からずっと「アラジン」を観たいと思いつつ、東京行きを決めたときには既に予約が埋まっているというのを繰り返していて、何年越しの願いがやっと叶いました。
その期待を裏切らない、楽しくて素晴らしいステージで、本当に観て良かったという気持ちにさせてくれるものでした。
アニメのアラジンも実写版アラジンも大好きですが、宝石や黄金で溢れた洞窟でランプを取りに行くシーンや、魔法のカーペットで「ホール・ニュー・ワールド」を歌うシーンなど、よくぞこれを舞台で表現してくれた!と思いました。
そして、大好きなジーニー。
アニメや映画のままのテンションで期待を裏切らず、すごく面白かった。
あんなに早口で喋って歌って踊って役者さん大変…
そんなジーニー役は阿久津陽一郎さんでした。
キャスト表を見て、「あれ?阿久津さんってすごく有名よね?よく名前聞くけど!」と思ったのですが、最近、劇団四季大好きでアラジンも既に10回以上観ている上司が昔から阿久津陽一郎さんを激推しで、いたるところで「阿久津さん、阿久津さん」言っているので、それで刷り込まれていたと気付きました(笑)
ジーニー役はコミカルな演技と外見ですが、確かに普段の画像を見るとかなりのイケオジな方です。
一緒に見に行ったYKちゃんも「ジーニー役の人、顔が小さくてスタイルすごく良くてカッコいい!」と言ってました。
アグラバー(架空の街)やダンスと衣装など、アラビアンな雰囲気も完璧に再現されていて、夢のような世界でした。
名物フォカッチャディレッコが美味しい フォカッチェリア ラ ブリアンツァ
アラジンを鑑賞した後は、日本橋高島屋にあるイタリア料理店 フォカッチェリア ラ ブリアンツァ (Focacceria la Brianza) のディナーへ。
ミシュラン ビブグルマンを受賞した有名店「ラ ブリアンツァ」の支店とのこと。
そのオーナーシェフの奥野さんがイタリアでの修業時代に出会ったフォカッチャ・ディ・レッコのお店を日本で提供したくてオープンしたお店ということで、こちらの記事を読むと、とても食べてみたくなりました▼
名シェフが温め続けた、夢のフォカッチャ専門店が、話題の日本橋高島屋S.C.にオープン!…
料理6品と飲み放題の付いた6000円のコースで予約していました。
東京でアラカルトで好き放題食べて飲むと、とんでもないお値段になりそうなので、飲み放題付きが安全・・・
前菜の盛り合わせ▼ パーティーコースなので、前菜というより、おつまみ盛り合わせですが。
生ハム盛り合わせ
国産豚ロースのグリル ローズマリー風味
これ以外に画像は撮り忘れたけれどパスタもあり。
そして、お目当てのフォカッチャ・ディ・レッコ。
何切れか食べた後に画像を撮ったので、中途半端な写りですが・・・
シンプルだけど、すごく美味しかったです。
このストラッキーノチーズが特に美味しさの要因なんだろうな。
岡山県のある吉田牧場というところが、このお店のためだけにストラッキーノチーズを作っているそうです。
吉田牧場のオンラインショップは見つかりませんでしたが、こちらの群馬県の川場田園プラザでストラッキーノチーズを生産し、通販も行っているようなので、いつか取り寄せして自家製フォカッチャ・ディ・レッコを作ってみたいです。
東京以外で食べれるところがなさそうなので・・・
とりあえず、今週末は、その練習として市販のクリームチーズでフォカッチャ・ディ・レッコを作ってみようと考えています。
それくらい、フォカッチャ・ディ・レッコに感激したのでした。