5月11日~5月13日の2泊3日で、箱根に行って来ました。
今回の一番の目的は、九頭竜神社月次祭(つきなみさい)。
毎月13日に行われ、ご利益を求めて全国から何百人・何千人もの人が訪れ、陸路での行き方がほぼ無いため、船で芦ノ湖を渡って行くということで、昔から気になっていたのです。
名古屋から箱根は、少し行きづらい場所なので、10年以上前に一度行ってから、なかなか行く機会がなかったのですが、今回、箱根で行ってみたいお宿ができたため、2つ併せて行ってみることにしました。
毎月13日開催で、混雑を考えると土日は避けたいし、平日となると、前泊が必要なので月曜日がベストだと思い、今年のカレンダーを見て、5月13日が直近ではベストと思い、この日程にしたのでした。
気になるお宿というのは、現代湯治の宿ということで雑誌などで紹介されているのを何回か見かけていた「はるのひかり」という宿で、毎月の予約受付開始日すぐに週末の予約は埋まってしまう、人気のお宿です。
5月13日の月次祭に合わせて、5月11日から2泊で「はるのひかり」の予約が取れたのですが、チェックアウト時間が9:00~10:30の間しかできないということで、今回は諦めました。
九頭竜神社の月次祭は9:30までに元箱根港で乗船手続きを行わないといけないのですが、「はるのひかり」から元箱根港はバスで1時間近くかかるため、そのチェックアウト時間では間に合わないのです・・・
今回は、13日限定で、なかなか参加することのできない九頭竜神社月次祭に照準を合わせて、もう一つ気になっていたホテル南風荘で予約を取りました。
シングルルームもあるし、じゃらんや楽天トラベルのクチコミを見てもすごく評判が高いのです。
南風荘のご紹介は追い追いすることとして、まず今回の旅の始まりからです。
名古屋から宿のある箱根湯元までの最短の行き方は、
名古屋→小田原(新幹線)
小田原→箱根湯本(箱根登山電車)
となりますが、今回、小田急系の箱根フリーパスを購入予定だったため、そのフリー区間を有効に使うのと、チェックイン前にざっと箱根全体を周りかったため、
名古屋→三島(新幹線)
三島→元箱根港(東海バス)
元箱根港→箱根湯本(箱根海賊船・箱根ロープウェイ・箱根ケーブルカー・箱根登山電車の乗り継ぎ)
という経路にしました。
ということで、新幹線で三島駅までやって来ました。
南口のJR東海バスの窓口で箱根フリーパスを購入し、5番乗り場から元箱根行きのバスに乗りました。
箱根フリーパスは予想外に超アナログな感じでした。
美術館などのチケットと間違えて捨てちゃいそう。
フリーパスと一緒に、各乗り物の路線図と時刻表が掲載された50ページほどの小冊子を渡されますが、これは重宝しました。
ネットでも時刻表は見れますが、とにかく乗り物が多すぎて、お目当ての乗り物の時刻表を探すのにちょっと時間がかかるのです。
バスは三島市の市街地を抜けて、どんどんお山を登って行きますが、途中で三島スカイウォークにも停車します。
後から乗った人達は座れないくらいバスが混んでいたのですが、半数以上の人達が三島スカイウォークで降りて行きました。大人気なのですね。
三島スカイウォーク、前から気にはなっていたのですが、予想以上に富士山が大きく見えるし、改めていつか訪れてみたい!
三島スカイウォークを出てからもどんどん山を登っていき、峠越えという感じです。
展望が開けて、芦ノ湖と駒ケ岳が見えてきて、箱根に来た!と実感します。
終点の元箱根港で下車し、ここから箱根海賊船・箱根ロープウェイ・箱根ケーブルカー・箱根登山電車を乗り継ぎ、下の画像の⑥→⑤→②→①と巡ります。
海賊船に乗って芦ノ湖を南から北へ横断します。
少し雲に隠れてしまっていますが、前方に富士山も見えます。
海賊船内は、インド人の大きな団体など外国人が多く、そのパワーになんだか疲れてしまったため、桃源台駅に着いたら、ターミナルビル内の桃源台ビューレストランで一休み。
芦ノ湖が見渡せます。
以前、箱根に来た際に大涌谷はとても印象に残った場所で、今回また立ち寄りたいと思っていたのでした。
降りた時から硫黄臭がすごいです。
絶え間なく続くシューッ!という轟音と共に地中から白煙が吹き出ていて、すごい迫力です。
明治天皇・皇后のご訪問を機に整備され、改称となるまでは、「地獄谷」と呼ばれていたのも納得です。
こちらからも富士山を臨むことができます。
富士山、富士山、うるさいですね
5年前にバリ島の火山、バトゥール山に登ってから、火山がとても気になります。
バトゥール山は噴火し過ぎて形もボコボコで、高さも本来あった高さの半分くらいになっているそうです↓
噴火でできたカルデラ湖のバトゥール湖、奥に見える山は同じく火山で、バリ島で最も高い山のアグン山です。
こうやって見ると、バトゥール山と箱根山周辺はよく似ています。
箱根もカルデラ湖である芦ノ湖があり、その湖越しに一番高い山の富士山が見える(アグン山は富士山に形が似ていると言われています。しかも富士山も火山)。
バトゥール山周辺は温泉も沸いていますし。
大昔に行った阿蘇山もそうですが、火山地帯って、見たことないような何ともいえない風景が広がっていて、心ひかれます。
再びロープウェイに乗って大涌谷を後にします。
早雲山駅からは、箱根登山ケーブルカー。
急勾配を走るため、車両の停車も斜め、内部も階段のようになっています。
強羅駅からは箱根登山電車で箱根湯元へ、箱根湯本からは箱根湯本温泉の共同送迎バスに乗って、宿泊先のホテル南風荘に向かいました。
宿泊先の紹介はまた次回に。
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