香港2日目のつづきです。
マンダリンオリエンタル香港でアフタヌーンティーをした後、ビクトリアピークへ向かいます。
この週末は、翌週は旧正月を迎えるという、日本でいうと師走のハイライトみたいな週末。
土曜日でしたが、Iさんは、毎年恒例の会社の忘年会的な食事会あるため、ここからは1人行動です。
ビクトリアピークは、香港で一番の観光名所、世界的な観光名所と言っても過言ではない場所。
香港の夜景といえば、小高い場所から香港の街全体を見下ろした風景が真っ先に浮かびますが、その夜景が見える場所です。
定番中の定番の観光地な上、山頂までの移動手段が限られているため、特に夜景の見れる時間帯はとても混み合います。
ビクトリアピークの行き方を調べると、どうやったら効率的にたどり着けるかということを説明してくれるサイトにいくつか見つけられます。
それらを統合した結果、下記が一番良いという結論になりました。
行き⇒ピークトラム(登山電車)の優先乗車が付く現地ツアーに参加
帰り⇒路線バス
優先乗車は帰りのトラムは無いので、路線バスを使用した方が良いようです。
行きは、こちらのKKdayという台湾系の会社の現地ツアーを申し込みました。
【往路は優先乗車!】香港ピークトラム片道 / 往復セット乗車チケット
ピークトラムの優先乗車付きツアーは、KLOOKという香港の会社のツアーもありますが、HPが英語対応のみのため、日本語対応しているKKdayの方がハードル低いと思います。(注:現地のガイドさんは中国語・英語対応のみです)
受付時に、参加者のリストが見えましたが、台湾・中国・日本からの参加者がほとんどで、台湾と中国がそれぞれ4割、日本人は2割弱という印象です。
ということで、KKdayの集合場所の中環駅のK出口へ。
既にたくさんの人達が受付待ちの列をなしていました。
KKdayの青い旗に2列の行列があり、1つの列はもう1つの列に対して半分以下・・・
後から来た人達も「どっちに並べば良いんだ!?」と混乱している感じでしたが、私も含め、とりあえず長い方に並ぶ人達が多数。
途中で、短い方の列の受付の人が「○○××○○(聴き取れない)、シングルチケット!!」と叫んで、片道だけの場合は短い方の列で良いことが分かりました。
全員の受付が完了すると、ガイドさんについてピークトラムの乗り場へと歩きます。
案内には徒歩20分とありましたが、実際は10分ほどで到着しました。
街中を突っ切って行くので信号待ちなどありますので、実際に歩いた距離は大したことなかったです。
ピークトラムの乗り場は、右上にある建物の向こう側です。
横断歩道を2つほど挟んでの大行列!
優先乗車といっても、優先乗車の人が多すぎるような。
ネットで調べてた時は、優先乗車にしても30分くらいは待つという情報でしたが、結局1時間15分ほど待ちました。
旧正月直前の週末だったため、観光客が特に多い週末だったというのがあると思います。
ピークトラムの席は、通路挟んで右側・・・3列、左側・・・2列となっており、私は1人だったため左側の席に座りましたが、景色は断然右側が良いかも。
左側はひたすら壁のような山肌が目前にせまっているだけですが、右側は夜景がよく見えます。
ピークトラムは、ピークタワーという建物内にある駅に停車します。
降車した後、私は真っ先にトイレへ!
直前のアフタヌーンティーでポットで紅茶を飲んだため、並んでいる途中からモゾモゾ・・・という感じで。
やっと乗れた!やっと着いた!と思い、ピークタワー内のトイレに向かったら、ここも大行列!!
4年前に香港来た時も、昼間にIさんにビクトリアピークに連れてきてもらい、ピークタワーの隣にピークギャレリアというショッピングモールがあるのを知っていたので、急いでピークタワーを出て、ピークギャレリアへ。
しかし、目に飛び込んできたのは、改装中のピークギャレリアの建物と「2019年夏にまたお会いしましょう」の文字・・・
諦めてピークタワーのトイレの列に並びました。
そして途中、並んでいる列が全く動かないと思ったら、バリアフリーのトイレの個室1つに対して並んでいると分かり、また女性トイレ用の列に並びなおしたりで、トイレに入るにも30分以上並んだでしょうか。
同じピークタワーの上にある展望台・スカイ・テラス428に入るにもまたちょっと並んで、念願のビクトリアピークからの夜景が見れたのは20時過ぎで、ピークトラムの列に並び始めてから2時間過ぎた頃でした・・・
だけど、この日は天気の良い日で、大気汚染によるものか、すこし霞んではいたものの、夜景はバッチリ見えました!
スカイ・テラス428は混んでいるから、別の展望台がオススメというような記事もみかけましたが、いくら暖かい香港と言えど、山頂の風が吹きさらしの場所ではすごく寒くて、長時間粘る人はほとんどいないため、少し待っていれば、最前列で見ることができました。
夜景を堪能した後は、バスで下山して中環に戻ります。
ピークタワーの隣、ピークギャレリアにバスターミナルがあるので向かうと、バスも大行列!
建物の外から並んでいます。
この列も果てしないように見えましたが、香港の路線バスは2階建てで、輸送力があり、1度に2台到着したりだったので、40分ほどで乗ることができました。
この頃には40分の待ち時間はさほど大したことないと思えるようになってきてるという・・・
バスは15番のバスが9~12分おきに出ています。
バスは切り立った山道をびゅんびゅん走るからスリルありすぎる、とかそういう声を見かけましたが、夜で山道度合いがよく見えなかったし、何より疲れきっていたので、やっとバスに乗って街に戻れる・・・という安堵の方が強くて、普通に快適に乗っていました。
その頃にはIさんも会社のディナー会が終わっているだろうということで、中環駅辺りで合流する予定でしたが、食事会が長引いているとのこと。
Iさん曰く、香港では海南鶏飯(シンガポールライスとかタイ料理ではカオマンガイとも呼ぶ)が美味しいということで、夜遅くでも海南鶏飯が食べれて、合流後の行く予定だった蘭桂坊(ランカイフォン)の近くということで教えてもらったレストランでIさんを待つことにしました。
翠華餐廳(チョイワーチャンテン)Tsui Wah Restaurantという、香港のファミレス的なお店です。
1階と2階に席があり、どちらも賑わっていました。
メニューにビールが見当たらず、「ドゥユーハヴァ ビール?」と聞いたら、係のおばさんが一瞬「んん?」という顔をした後、「オー、チンタオ、チンタオ!」と言ったので、「イエス、イエス、チンタオ!」と喜びに溢れて答えました。青島(チンタオ)ビールのこと知ってて良かった。でなきゃ、「チンタオ!?なんだよ、その中国語は??ビールが欲しいの!!」といつまでもそのおばさんと話が通じ合わないところでした。
海南鶏飯は、ココナッツ風味がして美味しかったです。
一通り食べ終わってもIさんがまだ食事会場を出れなかったため、青島ビールをもう1本追加し、おつまみにホウレン草入り海老ワンタンを揚げたものを注文しました。
ビールに合うし美味しかったけど、海老ワンタンを揚げてしまうのは勿体無い感じがしました。
ファミレス的存在とのことで、雰囲気はまさに雑多な感じでファミレスというところですが、食事はそれぞれ1000円は超えていることもあり、お会計は4,000円近く払い、ファミレスにしてはお高かった。香港の物価の高さを感じました。
食事会を終了したIさんが合流してお店を出た後は、オシャレなクラブが集まる蘭桂坊(ランカイフォン)界隈を見学しながら、Iさん宅へ戻りました。
4年前に香港に来た時は、蘭桂坊のクラブ何軒かに入ってみて、通りの両脇にずら~っとオープンエアーのクラブが並んでいて、どこも人がたくさんいて(半数以上は欧米人)、その超活気ある雰囲気に圧倒されました。
今回は、更に4歳年をとり、今日も明日も朝早くから行動して体力が・・・という状況でしたので、街の雰囲気を楽しむだけにしました・・・
こうして香港2日目は終了し、翌日は朝からレパルスベイへトレッキングに向かいます☆
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最語にビクトリアピークについての(自分用)メモ
■優先乗車は混雑日はそれほど意味がないかも・・・
■夜にビクトリアピークに行くなら、21時近くに路線バスで向かうのが良さそう。現に、帰り道ですれ違った15番のバスは乗客がまばらだった。
■もしくは、往復タクシーとか。タクシースタンドから乗車すれば片道1000円ちょっとなので、一人旅だったとしても高くはない。タクシースタンド外の流しのタクシーに乗ると、5000円とか1万円とかぼったくられる。
■乗車待ちと着いてからのトイレの少なさを考えると、事前に水分を大量に摂取するのは控えよう!
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